こんにちは。
今日はやっと休みなのでやりたいことチャレンジしていきますよ笑!
チャレンジすると成功しても失敗しても学べるから面白いですよね。
「なるほど!そういうことかぁ」って笑。
小さなことからコツコツと笑。
では今日のテーマは「ポジショニング」について書いてみたいと思います。
自分の勤めている施設では機能訓練指導員という理学療法士や作業療法士が勤務しています。
その名の通り機能訓練がメインになるのですが、体操をしたりイベントを一緒に行ったりと、とても頼りになる専門職です。
そんなたくさんの仕事の中でも「ポジショニング」に関してはすごい!の一言です笑。
例えば、食事のポジショニングです。
食事は姿勢が悪いと、咽てしまうことがあります。
また使っている食器によっては、食べづらくてポジショニングが崩れることもあります。
咽せがひどくなると、誤嚥性肺炎などのリスクも出てくるので特にポジショニングは大事です。
利用者の体の状態に合わせて椅子にクッションをつけて姿勢を整えたり、自助具という介護用のお皿やスプーンなどを使って食べやすい環境を整えてくれます。
また食事が終わったあとの姿勢も考えてくれます。
同じ姿勢だと疲れてしまったり、場合によっては褥瘡になるリスクがあります。
ちなみに褥瘡とは、
日本大百科全書(ニッポニカ) より
褥瘡
じょくそう
decubitus
身体に加わった外力により、骨と皮膚表層の間の軟部組織の血流が低下あるいは停止し、この状況が一定時間持続することにより皮膚組織が不可逆的な血流不足となり、局所的に酸素欠乏および低栄養状態となって壊死(えし)に陥った状態。寝たきりで自力での体動がむずかしい高齢者などで、体圧が持続してかかりやすい身体部位に生じやすい。床ずれともいう。
褥瘡の説明にも書いてますが、「床ずれ」とも言われています。
寝たきりだったり栄養状態が悪かったりすると、褥瘡になるリスクが高まります。
機能訓練指導員はベッドのポジショニングも考えてくれます。
寝たきりなどで自分では寝返りを打つことができない利用者には、「体位交換」という介助を一定時間で行います。
左を向いて寝ていたら、次の時間帯は右を向いて寝るといった感じで寝ている時の身体のポジショニングをずっとそのままの姿勢にならないようにする介助です。
寝ている時のポジショニングはとても大事です。
身体の状態に合わせたポジショニングが必要になります。
麻痺があったり、拘縮があったり、利用者それぞれです。
これらを考慮してポジショニングを考えてくれます。
機能訓練指導員はすごいです!
その他にも車椅子や入浴時、トイレ中のポジショニングなど、環境も含めたポジショニングを数センチ、数ミリ単位で細かく丁寧に整えてくれます。
介護士は機能訓練指導員の指示のもと、安心して介護することができます。
日々感謝です。
またこれらをわかりやすく伝えるための資料や指示書の作成や介護士への指導など、とても助かります。
介護士の腰痛予防を考慮した、利用者の移乗するときの介護士のポジショニングなども教えてくれます。
介護士にも利用者にも本当にありがたい存在です。
このようにポジショニングは、機能訓練指導員のような専門職がしっかりと見てくれないと困るくらい大事なことです。
自分は疲れたら休憩したり寝返りを打ったりしているので、細かいポジショニングはいらないのですが、もし同じ姿勢でずっと過ごしていたら辛いことです。
例えば会議など、ずっと同じ姿勢で緊張したまま過ごすことがありますが、きついですね〜笑。
きっと寝たきりの利用者も同じこと考えていると思います。
おーい、早く体位交換してくれ〜って。
これからも機能訓練指導員と連携しながら、利用者の心地よいポジショニングを整えていきたいと思います。
そして理学療法士や作業療法士の方、いつもありがとうございます。
介護は介護士一人ではできません。
医師や看護師もそうですが、他職種連携と協働でみんなで利用者を見ています。
家族の介護をされている方も一人ではないので、困ったことがあればケアマネに相談してみてください。
ケアマネが医師や看護師、理学療法士や作業療法士などと連携してくれます。
そして、あらゆる専門職のアイデアがきっと助けてくれます。
家族の介護をされている方も無理せず、楽な姿勢で介護していきましょう!
今日もご覧いただきありがとうございました。
また会いましょう。
継続は力なりと自分に言い聞かせる笑。