口腔。

こんにちは。

 

自分は夜勤明けで少し寝たので「おはようございます」です笑!

 

少しずつ暑くなってきてますね。

季節の変わり目、みなさんも体調管理にはお気をつけください。

元気が一番です笑。

 

さて今日のテーマは「口腔」について書いてみたいと思います。

 

介護の3大介助には入っていないのですが、口腔ケアも大切なケアです。

 

まずは「口腔」について調べてみましょう。

 

デジタル大辞泉 より
こう‐こう〔‐カウ〕【口×腔】
口からのどまでの空洞部分。口の中。

[補説]医学では慣用的に「こうくう」という。

 

調べてビックリ!

「こうくう」と言っているのは医学用語なんですね。

確かに「こうこう」で変換かけると「口腔」出ますね笑。

 

余談はさておき、口腔は口の中になります。

なので、口腔ケアは利用者の口の中のケアを行います。

 

ここでポイントです!

 

「歯磨き」ではないです。

いや、正確には歯磨きも口腔ケアです笑。

口腔ケアとは歯磨きだけではないということです。

 

口の中をキレイにする。口の中の清潔保持が目的になります。


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高齢者は「義歯」と言われている、いわゆる「入れ歯」をしている方が多いです。

 

部分義歯や総義歯なんて言葉もあります。

一部が入れ歯、全てが入れ歯ということです。

 

歯磨きの介助は、ほとんどありません。

歯磨きができる利用者は、ほとんど自立しているからです。

 

そして、口腔ケアが必要な利用者のほとんどが義歯を使っています。

 

もちろん、自分で義歯を外して口腔ケアしている利用者もいますが、それもほんの一部です。

 

今では慣れましたが、介護始めた頃は義歯にも抵抗がありました笑。

 

義歯を見たこともなかったので、気持ち悪くて触りたくなかったのを思い出しました笑。

 

今では磨くことに気持ち良さを感じるときもあります笑。

 

義歯は寝る前は外すのが基本です。

 

寝ている間に飲み込んでしまったり、気道を塞いで窒息のおそれもあるからです。

 

また、寝ている間に口の中から外れて無くしてしまうなんてこともありますので、基本は義歯を外して寝ます。

 

義歯って高額らしいです笑。

無くしたり壊したりすると大変なことになります。

 

そして、義歯を外したあとはスポンジブラシなどを使って口の中をきれいにします。

 

総義歯ではない利用者は残存歯も磨きます。


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このときに注意が必要なのが、「水」です。

 

口腔ケアが終わったあとに口の中に水が残っていたりすると、「誤嚥性肺炎」に繋がったりするので、しっかりとガーゼなどで口の中を拭き取ります。

 

特に寝たきりの利用者などはベッド上で口腔ケアをした後に、そのまま横になる(臥床する)ので注意です。

 

ちなみに「誤嚥性肺炎」とは。

 

新語時事用語辞典 より

誤嚥性肺炎

読み方:ごえんせいはいえん

 

食べ物などが気管および肺に入ってしまう「誤嚥」によって生じた肺炎。

 

気道に食べ物や飲み物、唾液、その他の異物などが入り込むと、通常はむせる。これは異物を外に排出しようとするはたらき(反射)である。うまくむせることができないと、異物は肺に入り込む。肺に入ると排出することはできない。

 

胃であれば異物に付着していた細菌などは胃液によって殺菌されるが、肺にはこうした殺菌機能はない。そのため雑菌が繁殖し、肺炎を引き起こしやすい。

 

誤嚥性肺炎は、嚥下力が衰える高齢者などに多くみられる。食事の際の誤嚥のほか、睡眠中に唾液が気管に入ったり、胃液が逆流して気管に流れ込んだりして生じることもあるとされる。

 

長い文章ですが大事なことなので載せておきます。

ここでは飲み物や唾液と書いてありますが、口腔ケア後の水分も危険です。

 

また食物残渣(しょくもつざんさ)といって「食べかす」が残っていたりしても、誤嚥に繋がるので注意が必要です。

 

口の中の清潔保持も大事ですが、口腔ケア後もしっかりと観察しましょう。


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口腔ケアって大事ですね笑。

 

できれば自分の歯を一生キープしたいと思う今日この頃でした。

 

最近、歯医者行ってないなぁ涙。

自分のケアも必要ですね笑。

 

今日もご覧いただきありがとうございました。

また会いましょう。

継続は力なりと自分に言い聞かせる笑。