ありがとう。

こんにちは。

 

久しぶりの連休でワクワクです笑。

充実した日を過ごせるように今を楽しみます笑。

 

さて今日は「ありがとう」について話していきたいと思います。

 

何気ない一言ですが、実はすごいチカラを持っています!

自分にとっては裏ワザのようなものです笑。

 

「ありがとう」を会話の中で使うこともありますが、自分は挨拶のように使います。

 

「〇〇さん、いつもありがとうございます!」(元気に言います笑)

 

この一言で、利用者は笑顔になります。

すれ違う時でも何回も挨拶のように言っています。

(しつこいのは駄目ですよ笑)

「ありがとうございます!」と言われて嫌な思いをする人はいません。

「ありがとう」は感謝の言葉です。

とくに高齢者はいろんな経験をされているので、「礼儀」には敏感です。

 

ここで「礼儀」を調べてみましょう。

 

デジタル大辞泉より

れい‐ぎ【礼儀】
読み方:れいぎ

1 人間関係や社会生活の秩序を維持するために人が守るべき行動様式。特に、敬意を表す作法。「―にかなう」「―正しい人」「親しき中にも―あり」「―作法」

2 謝礼。報謝。

 

敬意を表す作法と書いてますね。

まさにポイントはここです。

 

今度は「敬意」を調べます。

 

デジタル大辞泉より

けい‐い【敬意】
読み方:けいい

尊敬する気持ち。「―を表する」「―を払う」「―をこめる」

 

そうです。「尊敬する気持ち」に繋がりました。

介護の基本、それは尊敬する気持ちです。

 

よく施設でタメ口(語)は駄目だとか言う介護士や職員がいます。

自分はお互いに会話が気持ちよくできていれば、敬語でもタメ語でも変わらないと思っています。

(ちなみに、あくまでも常識の範囲ですのでタメ語を良いと言っているわけではありません)

 

しかし、尊敬の気持ちがないのは絶対に駄目です!

 

利用者は高齢で今でこそ出来ないことが多くなっていますが、若いころはもちろん現役バリバリで働いていたり子育てしてきたり、戦時中であれば戦争に行かれたりしていました。

(戦争の話は良く聞きますので笑)

 

利用者本人も若いころは、目上の人に尊敬の気持ちを持って生きてきたのです。

 

なので、利用者はそれが当たり前だと思っています。

 

その当たり前が出来ていないと、この職員は常識がないなと信用されなくなります。

 

ここでまた出てきましたね!「信用=信頼関係」です。

 

介護は信頼関係がとても重要です。

そして信頼関係が崩れるのもあっという間です。

 

常日頃から信頼関係を築き、崩れないように守っていくことが介護していくうえで大事なことです。

 

例えば、介護士や介護する家族が尊敬する気持ちを無くしてしまうと、その気持ちは相手に伝わります。

 

すると利用者や家族は信用できる人がいなくなり、孤独になり意欲が無くなります。

時には部屋に引きこもったり、時には食事を残したり、トイレに行かなくなったり、暴れだしたり…。

 

介護士の目線で言えば、最悪です。

 

生きる意欲が無くなると、どんどん落ちていきます。

 

落ちていくと介護する量も増えていきます。

 

こうなると言わなくても分かると思いますが、取り返しのつかないことになるかもしれません。

 

気持ちって伝わるのです笑。

なので今日のテーマである「ありがとう」も気持ちがこもっていなければ、ただの挨拶です。

 

でも、気持ちを込めた「〇〇さん、いつもありがとうございます!」は最強の言葉です笑。

 

礼儀は敬意に繋がり、敬意は尊敬に繋がる。

いろんなことは繋がっています。

 

何気ない一言も最強の言葉になります笑。

 

親しき仲にも礼儀あり。

 

礼儀って大事ですね。

 

この一言が誰かの役に立てれば嬉しいです笑。

 

今日もご覧いただきありがとうございました。

また会いましょう。

継続は力なりと自分に言い聞かせる笑。