こんにちは。
夜勤明けから帰って少し仮眠とりまして、起きたら妙にうどんが食べたくなりました笑。
しかも、キャンプ道具を使いたくなり、お気に入りのクッカーで作ると、それはそれは美味しくできました笑。
ただの冷凍うどんですが笑。
なぜこんなにキャンプ道具にハマってるのか自分でも不思議です。
家に鍋がない訳ではありません笑。
でもお気に入りのクッカーでうどんが食べたかった。
ただそれだけです笑。
ちょっとしたことだけど幸せです笑。
それでは今日のテーマは「安心」について書いてみたいと思います。
昨夜の夜勤で実はこんな嬉しいことを言われました。
それは利用者が寝静まっている朝の3時頃。
一人の利用者が起きてセンサーが反応したので、利用者の居室に伺いました。
この利用者は軽度な認知症があり、立位は保持できるものの歩行は困難な方です。
訪室すると、利用者はベッドに端座位になっていました。
自分「〇〇さん、どうしましたか?」 ←傾聴から始めます。
利用者「何だか、さっぱりわからなくて、俺は何でここにいるの?」
自分「ここは老人福祉施設ですよ。何がわからなくなったのか教えてもらえますか?」
利用者「ここは自宅ではないの?困ったなぁ。俺はお金が一銭もないからタクシーで帰ることもできないんだ」
自分「私にできることがあったら言ってくださいね」
利用者「今から銀行に行ってお金を下ろしてくるから連れていってほしい」
自分「まだ夜中の3時なので、夜が明けてからもう一度相談させてもらえませんか?」
利用者「だったら娘に電話して迎えに来いって伝えてください」
自分「緊急事態ではないので娘さんに夜中に電話することはできないので、朝になったらもう一度相談させてもらえませんか?」
利用者「じゃあ、どうすればいいの!私は家に帰りたいの!!」(怒り出す)
自分「〇〇さんの言っていることはわかります。家に帰りたいのは当たり前です。でも今は夜中の3時なので朝まで待ってもらえませんか?」
利用者「何が何だか、さっぱりわからない!俺はここで何をやっているんだ?」
自分「〇〇さん、私のことはわかりますか?」
利用者「あなたのことは知ってるよ。XXさんでしょ」
自分「覚えていてくれたのですね!ありがとうございます」
利用者「あなたを昨日の夜に見かけた時“安心“したんだよ。でも姿が見えなくなったからどうしたものかと考えていたんだ」
自分「すみません。私は他の場所で働いていました。でも今はここに居ますよ」
(ちなみに、自分の施設のフロアには3つのユニットがあるので、夜勤までは他のユニットで就寝まで勤務し、その後1人夜勤体制に入りフロア全体を担当します)
利用者「やっぱり、あなたがいないと私は何もできない。本当にいつも助けてくれてありがとうね」
自分「いいえ、こちらこそ。そばで話を聞くくらいしかできませんが、いつも話をしてくれてありがとうございます」
利用者「今3時?申し訳ないね。あなたが眠れないと悪いから横になろうかな」
(自分は仕事中なので寝ませんが笑)
自分「気を使っていただいてありがとうございます。では横になりましょう」
そして利用者は臥床しました。
思い出しながら書きましたが、大体こんなやりとりだったと思います。
(傾聴受容共感のイメージも掴んでいただけたら嬉しいです)
最後はハッピーエンドで終わりましたが、不穏な状態がもっと続くこともあります。
でも昨夜はとても嬉しかったです。
介護にはこのような一面もあります。
この利用者は普段から帰宅願望が強く、何かというと「帰る!」と言っては不穏になる方です。
認知症で本人も訳がわからない状態になっています。
(認知症に関してはまた書きたいと思います)
正直この利用者のケアや傾聴にも時間が掛かります。
でも、夜中の3時にこのような言葉をいただけるなんて自分は嬉しかったです。
そして何よりも「安心」という言葉が私は利用者から聞けて良かったと思いました。
自分がいるから「安心」していただける。
嬉しい限りです。
介護やってて「良かったぁ〜」って感じる瞬間でした。
自宅に帰りたくて不穏になり、訳がわからない状態から気持ちを落ち着かせられる。
自分がここで言いたかったのは、「安心って人を穏やかにする」ということなんです。
自分が昨夜は利用者にとっての安心の存在になりましたが、皆さんも一緒にいると安心する人っていますよね?
もしかしたらいないかもしれませんが、でも安心する人がそばにいるって大事なことです。
親でも家族でも恋人でも友達でも犬でも猫でも笑。
安心できる人がいるって素晴らしいことだと思います。
一緒にいると安心する。
そんな存在に自分はなりたいと思います。
介護って辛いこともありますが、こんな嬉しいこともありますよ笑。
今日もご覧いただきありがとうございました。
また会いましょう。
継続は力なりと自分に言い聞かせる笑。