情熱。

こんにちは。

 

今日は夜勤なので遅めに起きました。

体調管理とやることのバランスを上手に取りながら、今日も元気に行きましょう!

 

 

今日のテーマは「情熱」について書いてみたいと思います。

 

今回の話も以前から良く出てきている利用者のことです笑。

 

この利用者は認知症があります。

 

口癖は「わからなくなった」、最近では叫んだり、棒で机を叩いたりします。

 

昨日自分は遅番でした。

 

そして21時半頃この利用者のセンサーが反応し、居室に伺ったときにこんな話を傾聴しました。

 

「困ったんだぁ」

 

「実は予算がまだ残ってるのよ」

 

「この予算をなにかに使わないと、もったいないでしょ」

 

「困ったなぁと思って起きたんだ」

 

「鈴木と山田と佐藤と阿部と加藤(名前は変えてます)に連絡してあげないと彼らも忘れてると悪いから」

 

「全てコピー用紙買うのは違うよなぁ‥」

 

こんな感じです。

 

冷静で普段とは違う人物のようです笑。

 

自分はこれらの話を傾聴しているうちに、この利用者の仕事への情熱が伝わってきました。

 

きっと現役の時には仕事に対していろんなことで悩みながらも会社にも社会に貢献してきたのでしょう。

 

予算のことも、会社や部下のことも心配をしてきたのでしょう。(良い上司ですね笑)

 

現役の社会人ならこんなことを考えるときもあると思います。(悩みはありますよね笑)

 

しかしこの利用者にとってはこれらのことは認知症の症状なので、時間や場所、今の状況など気づいていないと思います。

 

でもこの気持ちに嘘はありません。


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〈教育〉

自分は利用者からたくさんのことを教わります。

 

この利用者から仕事に対する情熱や責任感を教わりました。

 

普段は認知症でいろんなことが分からなくなり、叫びだしたり、机を叩いたりしています。

 

しかし認知症の症状が落ち着いている時は、いろんなことを教えてくれます。

 

会話することはとても大事ですね。

 

他の利用者もそうです。

 

会話してみるといろんなことを教えてくれます。

 

高齢者が長生きすることは、自分にとってはありがたいことです。

 

もちろん、認知症になったり、身体が思うように動かなくなったりすることもあると思います。

 

しかし、今回の利用者のように会話できる機会も出てくるかもしれません。

 

健康で長生きに越したことはないですが、年を取れば何かしらの病気や症状などあると思います。

 

長生きしている本人は辛いかもしれません。

 

あちこち痛かったり、何を考えているのかわからなくなったり。

 

辛いと思います。

 

でも長生きしてほしいです。


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〈伝統〉

そして世の中にいろんなことを教えてほしいです。

 

今回の利用者のように、教えているつもりはなくても、自分にとっては勉強になりました。

 

自分にとって高齢者は先生です。

 

施設では利用者ですが、外では先生です。

(施設の中でも先生ですね笑)

 

今の時代、高齢者はなるべく健康で長生きしてほしいです。

 

そのために日本は動かなければならないと思います。

 

少子化問題と一緒に高齢化問題もしっかりと考えてほしいです。

 

そして、共生しましょう。

 

日本には日本の良き文化があります。

 

働き方や子育て、生活の知恵や伝統などいろんなことを高齢者は知っていると思います。

 

結局、高齢者には敵わないです笑。

 

だって同じ人間だもの笑。

 

自分は尊敬します。


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少し休んでから夜勤行ってきます!

 

今夜も楽しむぞー!

 

今日もご覧いただきありがとうございました。

また会いましょう。

継続は力なりと自分に言い聞かせる笑。