おはようございます。
昨夜はゆっくり寝ることができたので、何だか嬉しくなります笑。
しかし寝てばかりもいられません!
時間を上手に使っていきましょう!
それでは今日のテーマは「夫婦」について書いてみたいと思います。
自分の勤めている施設には、夫婦で入居されている利用者がいます。
二人とも軽度な認知症があります。
食事をする時は、同じテーブルに並んで座るのですが、必ずと言って良いほど「夫婦喧嘩」します笑。
もちろん仲が悪いわけではありません。
自分から見れば些細なことなんです笑。
でも夫婦だから、お互いに言い合える事があるのだと思いますし、気になってつい言ってしまうのでしょう笑。
例えば、旦那さんは視力が弱いので上手にご飯をすくったり口に運ぶのが難しかったり、どうしても手探りでご飯やおかずを触ってしまうことがありますので、少しずつご飯をこぼしてしまうことがあります。
それを奥さんが見て怒るのです。
「爺さん、ご飯ボロボロこぼしてる!」
すると旦那さんは一生懸命食べてるのに言われるので、だんだんイライラしてきます笑。
「いいから!しっかり食べるから大丈夫だ!」
そして認知症があるので、これを繰り返します。
もちろん途中で職員が間に入ったりしながら、ご飯を食べるのですが、夫婦ならではの会話に自分は安心します。
夫婦喧嘩してることが良いということではないのですが、家族であることが見えるので安心します。
夫婦水入らずと言うのでしょうか。
絆があると言うのでしょうか。
なんかこのテーブルには家庭を感じます。
〈家族〉
特養にはいろんな利用者がいます。
夫婦で入居されているケースも時々あるのですが、現在はこの夫婦だけです。
基本的には血縁関係のある家族は施設の中にはいません。
なので介護は職員が家族のような関係になることを目指しています。
しかしこの夫婦は、家族が隣りにいます。
やはり家族は良いですね笑。
〈尊敬〉
喧嘩のことばかり書きましたが、旦那さんはしっかりと奥さんのことを心配しています。
奥さんは腰が悪く、車椅子を使って移動しています。
なので旦那さんは、奥さんが食後疲れてきたのではないかと感じると職員を呼びます。
「すみません!母ちゃんをお願いします!」
この言葉を聞く度に、優しい旦那さんなんだなぁと尊敬します。
夫婦なのでお互いに小さなことまで知っているからこそ言えることもあると思います。
他人ならそんな事言わないようなことも、夫婦なら言えることもあると思います。
逆に言ってくれるから気づくこともあります。
言われたらついついプライドが邪魔して怒ってしまうこともあるかもしれません。
だけど、夫婦なら一緒に乗り越えられることもあります。
〈君といつまでも〉
施設でこの夫婦は余生を共に暮らしていくことになると思います。
もしかするとお互いが認知症が進行してわからなくなったり、いろんな病気で会えなくなるかもしれません。
それはわかりません。
しかしその日が来るまで、仲良くいつもの夫婦で居てもらえたら嬉しいです。
この夫婦から夫婦の絆は強いことを教えられたように感じました。
そして、以前も書きましたが家族が一番です。
血の繋がった家族には介護士は敵いません。
家族っていいですね~笑。
加山雄三 - 君といつまでも
今日もご覧いただきありがとうございました。
また会いましょう。
継続は力なりと自分に言い聞かせる笑。