退職。

こんばんは。

 

今日は休みで疲れが溜まっていたのでブログを少しずつ書きながら過ごしていました。

眠い時は寝るしかないですね笑。

体は正直です笑。

 

「くうねるあそぶ」

いきなりですが、昔こんなCMありましたね笑。

ブログ書いて食って寝て遊びましょう笑。

 

 

さて今日のテーマは「退職」について書いてみたいと思います。

 

自分は今の介護施設に2014年から働き始めましたので、今年で9年が経ちました。

 

あっという間でした笑。

 

そしてこの9年間でどれだけの職員と出会い、そして辞めていったことか。

 

最近も退職者が月に3人から多いと8人辞めていくなんてこともありました。

 

毎月のように職員が辞めていきます。

 

自分はこの施設で働く前はいわゆる一般企業の会社員でしたので、ここまで出入りが激しい会社は経験がありませんでした。

 

辞めていく職員全員との関わりがあった訳ではありませんが、一緒に仕事を少しでもしたことのある職員が辞めていくのは寂しく、そして辛いです。

 

役職のある重要なポジションの職員も辞めていきました。

 

「なぜこんなに辞めていくのだろう」

 

自分はこの施設の問題もあるとは思いますが、ここまで辞めていく職員が多いとそれだけではないように感じます。

 

そして自分も今まで辞めようと思ったことは何度もあります。

 

今も考えていない訳ではありません。

 

でも自分は今の時点では辛いことを楽しいことが上回っているので、なんとか持ち堪えています。

 

いつこの状況が逆転するかは正直わかりません笑。

 

いっそのこと辞めて他の施設で働いたほうが良いのではと考えることもあります。

 

<継続>

では自分はなぜここまでこの介護施設で勤められているのか。

 

それは利用者がいるからです。

 

もっと言えば、利用者が自分を頼りにしてくれるからです。

 

介護を通して、頼られることの重要性を感じています。

 

「助けてー」

 

施設の中では時々聞こえてくる言葉です笑。

 

利用者はADL(日常生活動作)が低下してうまく生活できないことがあります。

 

そんな利用者は介護士を頼りにして生活しています。

 

まさに介護士は利用者から頼りにされている存在です。

 

この「頼りにされる」ことに自分はやりがいを感じています。

 

これは介護をやってみてわかったことです笑。

 

<理解する>

自分にとってチカラの源は利用者との「信頼関係」です。

 

しかも介護の場合は信頼関係が仕事に直結しています。

 

信頼されてなければ誰もその職員から介護を受けたいとは思いません。

 

介護は信頼されて成り立つ仕事です。

 

そして利用者は目に見えるようにわかりやすく助けを求めてきます。

 

例えば認知症の利用者は同じことを繰り返してきます。

 

何度も助けを同じように求めてきます。

 

正直、同じことを繰り返されるのは辛いです。

 

投げ出したくなります。

 

でも相手は認知症であり病気です。

 

本人が悪い訳ではありません。

 

ここを理解できれば何度でも対応できるようになります。

(ちなみにずっと同じことの繰り返しではストレスになり職員も利用者も苦しいので、しっかりとアセスメントしてケアマネと今後の対応について話し合いましょう)

 

嫌なことはありますが、でも理解すれば継続できます。

 

<頼られる存在>

人はちょっとしたことでも頼りにされると嬉しいものです。

(依存されるほど過剰に頼られることは別ですが)

 

頼りにされるということは人間関係に繋がりがあります。

 

コミュニケーションがあります。

 

逆に頼りにもされず孤独になれば、誰でも不安になります。

 

「ここで働いていてもメリットないし、楽しくないし、辞めようかな」

 

「他の施設(会社)の方がやりがいあるかな」

 

不安になれば辞めたくなるのも当然だと思います。

 

もちろん本当に辛い時は辞めた方が良い時もあります。

 

自分は転職して介護の道に進みましたが、前職を辞めたことに後悔はありません。

 

ましてや今の介護に巡り会えたのも、前職を辞めたからです。

 

そう考えれば、この先どのような天職に巡り会えるかわかりません。

 

辞めることをお勧めする訳ではありませんが、選択肢の一つでもあるということです。

 

もし辞める判断をするのであれば、一度は気の合う人と少しでも話しをしてみてください。

 

できれば上司ともしっかり話されることを勧めます。

 

それでも辞めたいのであれば、それは正しい選択だと思います。

 

<どこに向かっていくのか>

先日、他職種の先輩と最近辞める職員が多いことを話した時に、実は先輩も辞めようと考えていたことがわかりました。

 

「みんな同じこと考えているんだね」

 

先輩も辞めていく職員に同情していました。

 

このままではみんな辞めてしまいます。

 

いや、実際にはみんな辞めることはないと思いますが、どこかで職員の退職を食い止める秘策が必要だと思います。

 

施設はどこに向かって行こうとしているのでしょうか。

 

きっと施設側も悩んでいることでしょう。

 

そして介護は根本的にもっと変わらなければいけないと思います。

 

辛い時こそ笑顔でいきましょう笑。

 

パワー!

今日もご覧いただきありがとうございました。

また会いましょう。

継続は力なりと自分に言い聞かせる笑。