こんにちは。
今日は夜勤なので午前中に活動して、午後からはゆっくりして仕事に備えます。
夜勤に行くたび「睡眠は大事だ」とほんとに実感します。
睡眠時間の確保、大事です笑。
さて今日のテーマは「資格」について書いてみたいと思います。
介護福祉士は福祉分野での国家資格になります。
もちろん介護もこの福祉分野に含まれます。
介護福祉士は名称独占資格であり、資格がなくても介護の仕事ができます。
介護の資格では、介護福祉士の他に介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級相当)や実務者研修
といった資格があります。
自分は介護の仕事に就く前に、実務者研修の資格を取得してから今の施設で働きました。
資格が必要な仕事ではないので、介護経験ゼロからでも問題はないです。
全然働けます。
しかしです。
これは自分の今までの経験からの話になるのですが、介護経験ゼロからの介護は正直厳しいです。
(ここでは介護士として働くことを前提に書きますので、猫の手も借りたいとか見守りだけでもいいからという話ではありません)
ただ、介護経験ゼロでも介護はできます。
ここで自分が言いたいのは、「介護の知識」がないと介護はできないということです。
経験はゼロでも構いませんし、言い方悪いかもしれませんが誰でもできる仕事です笑。
でも介護の知識がないと厳しいと思います。
もちろん、介護を始めてから学んでいくことも必要です。自己研鑽ですね。
自分が言っているのは、その前の段階です。
「介護って何だろう」
「介護ってどんなことをするのだろう」
「介護士はどんな仕事なんだろう」
「利用者ってどんな人がいるのだろう」
などなど、介護の知識があるかないかでは経験ゼロでも違います。
<お世話>
なぜ働くのか。
この辺りは仕事をしていく上で当たり前ではないかと思います。
そうでなければその業種に就職しないですよね笑。
介護も同じです。
自分はいろんな人に介護を教えてきました。
ここで話している「介護の知識」を持っているかいないかで仕事の成長が違います。
ちょっとしたことなんです。
でも大事なことなんです。
介護の仕事はサービス業です。
まずここから間違っている人もいます。
「お客様の満足されるサービスを提供する」
ここから見当違いな人もいます。
簡単にいうと、「おじいちゃん、おばあちゃんのお世話をする場所」ではありません。
イメージは間違ってません。
楽しく過ごしていただきたいです。
でも、サービス業です。
利用者は身内ではありません。
この考えで介護経験ゼロの職員が来ると、ほぼ辞めていきます。
介護ってマジできついです笑。
介護の3Kは、きつい、汚い、給料安いです笑。
この3Kを自分は変えたいのですが、現状は間違いありません。
特に経験ゼロであれば給料はかなり安いです。(自分も他業種からの転職だったので給料の安さには驚きました涙)
介護経験ゼロでも自分はここまで仕事できています。
ただ介護の知識や心構えは必要です。
<気づき>
そして、介護は自己研鑽が必要です。
と言ってもどの仕事でも必要なのですが、これを怠ってしまうとついていけません。
まず、病気や症状をある程度理解していないと利用者の変化に気づけません。
別に医者や看護師のレベルで気づいてほしいということではありません。
ちょっとしたことです。
いつもと違うな?
話していることがなんか変だな?
表情がいつもと違うな?
顔色が悪いな?
このちょっとしたことが気づかないのです。
それはなぜか?
介護の知識がないからです。
もっと言えば、介護の目線で利用者を見ていないからです。
<知識>
介護は難しい仕事ではありません。(自分はそうあってほしいの希望も含めて)
誰でもできる仕事です。(自分も素人から始めています)
でも知識は必要なんです。
大袈裟かもしれませんが、利用者の命に関わるからです。
ちょっとした転倒でも骨折になることもあります。
例えば腰を骨折すると歩行は困難になり、車椅子で生活したり、寝たきりになったり、ADL(日常生活動作)は落ちます。
するといろんなことが落ちてきます。
体力も気力も落ちてきます。
そして死に結びつくケースがあります。
骨折してなければまだまだ歩けたのに。
高齢者には回復は難しいです。
いかに現状を維持していくかがポイントになります。
このような知識も必要なんです。
<学習>
介護の知識を得るにはもちろん経験が一番です。
しかし経験はやってみなければ経験できませんし、その経験がいつできるかは分かりません。
なので学ぶことが大事なのです。
自分は実務者研修の資格を取得してから介護を始めましたので、知識はそれなりにありました。
介護経験はゼロでしたが笑。
そして介護福祉士を取得しました。
だからこそここまで介護ができたとも言えます。
介護の知識がないと利用者からの信頼もなかったと思います。
あったとしても今ほど頼りにされることも無かったかもしれません。
自分は利用者から頼りにされることで仕事へのやりがいを感じています。
知識が無ければ曖昧な返答しかできなかったり、ケアがおろそかだったり、頼りにはされなかったかもしれません。
なので自分は独学ですが介護の勉強を日々してきて良かったと思っています。
利用者の身体のことや環境、どうやったらもっとケアが上手にできるか。
利用者にどうしたら信頼してもらえるか。
自分はこれだけです。
そのために必死でした。
そのことで犠牲にしてきたこともあると思います。
でも利用者のため、結果自分のために頑張りました。
そして今があります。
<介護の教科書>
介護の知識が増えてくるとケアの引き出しも増えるので、介護が楽しくなってきます。
もちろん今の自分も完璧なんてありません。
まだまだ勉強です笑。
でもゼロからのスタートだったと考えれば仕事ができる喜びがあります。
もし介護をされている方で介護福祉士を取得されていない方がいるのであれば、ぜひ取得されてみてください。
介護福祉士になるためには条件がありますので、詳しくは下記ホームページをご覧ください。(例えば介護経験3年以上で実務者研修必要などの条件もあります)
[介護福祉士国家試験]受験資格:福祉系大学等:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター
条件が当てはまっていれば、ぜひ介護福祉士にチャレンジしてほしいです。
自分は介護を始めた頃は、介護福祉士の資格なんて無くても介護はできると思っていました。
しかし、介護福祉士の勉強には法律のことや身体のことなど分かりやすく書いてます。
自分は介護の教科書のようにして今でも介護福祉士の参考書を使っています。
そして、施設にもよりますが資格手当も増えると思います。
先ほども書いたように介護の3Kである給料安いを少しでも解消してください。
知識も増えるしお金も増えるし、結果利用者の信頼も増える。
介護福祉士を取得するための資金も必要ですが、将来を見越しての自己投資だと思ってください。
ちなみにこれは自分の見解ですが、介護福祉士はそんなに難しい国家資格ではないと思います。
合格率も高いです。
ちなみに第35回介護福祉士国家試験(試験日:令和5年1月29日(日)(筆記試験))の結果は以下の通りです。
受験者数79,151人
合格者数66,711人
合格率84.3%
8割以上合格ってすごくないですか笑。
しかも国家資格ですよ笑。
ぜひ介護福祉士は介護をされている方には取得してほしい資格です。
<チャレンジ>
介護福祉士の話がメインになりましたが、自分は資格取得を自己研鑽だと思っています。
資格試験の勉強は目的にもなりますし、合格したら資格も得られます。
資格取得に向けたテキストも問題集もあります。
自分は本当は大学に行っていろんなことを学びたいですが、そんなお金も時間もありません涙。
でも資格の勉強は中古の本屋さんで数年前のテキストや問題集を買ってくれば1冊1000円程度で買えます。
(最新の情報は資格取得をするときに考えるとして)
これだけでは足りませんが、資格取得の入り口はこんなもんです。
そして自己投資だと思えば安いものです。
自分は今、ケアマネージャー資格の勉強をしています。
実際に将来ケアマネになりたいのですが、自分の場合はまだ資格取得の条件に当てはまりません涙。
でも介護の勉強だと思って少しずつ始めています。
2020年と2021年の参考書と問題集ですが、自己研鑽として考えれば十分です笑。
知識が増えるって楽しいですね笑。
勉強していることが利用者のケースに当てはまったりすると、ビンゴに当たった感覚で嬉しくなります笑。
介護経験ゼロの方も、介護経験豊富な方もぜひ介護福祉士を目指してがんばりましょう!
介護の知識が増えると楽しいですよ笑!
チャレンジ1年生。
今日もご覧いただきありがとうございました。
また会いましょう。
継続は力なりと自分に言い聞かせる笑。