こんにちは。
今日は夜勤なのでゆっくりしていきます。
朝もゆっくり起きました笑。
ブログ書いたらまた寝ますけど笑。
さて今日のテーマは「掃除」について書いてみたいと思います。
<キッチン掃除>
今回も「先輩ありがとうシリーズ」です笑。
自分が今の施設で働き始めて1年が過ぎ、介護業務をある程度覚え、やることも見えてきた頃の話です。
この先輩はキッチンを綺麗に掃除していました。
しかもシンクはピカピカになるまでしっかりと掃除していました。
自分は先輩に聞きました。
「いつもこんなに綺麗にしてるんですか?」
すると先輩が言いました。
「別にここまで綺麗にしなくてもいいんだよ。掃除は仕事じゃないから」
「私が勝手にやってるだけだから」
自分はこの言葉に目が覚めました。(寝ていた訳じゃないですよ笑)
別に掃除することなんて当たり前でしょ?と思う方もいると思います。
でも自分の勤めている施設では、掃除している職員は殆どいません笑。
掃除をしてくれるパートさんもいるのですが、床の掃除がメインなのでキッチンは掃除の範囲には入っていません。
なのでキッチンは介護士が掃除をすることになっています。
<忙しい?>
介護はシフトとタイムスケジュールで職員が動いています。
タイムスケジュールには掃除の時間はありません。
しかも業務が忙しいこともあり、キッチンは掃除されていないことが多いです。
だからキッチンは汚いのです笑。(他の施設は綺麗ですよね笑)
自分は先輩からキッチンを掃除することを見て学びました。
ピカピカになるまで掃除することを。
いつも忙しくても一人黙々とキッチンを掃除している先輩はカッコ良かったです。
<仕事に対する姿勢>
そして自分はこの時学んだことはキッチンを掃除してピカピカにすることだけではないんです!
実は自分が目を覚ましたのは、先輩が見せた仕事に対する姿勢なんです。
これが実はすごい効果があったんです。
ある日、キッチンを綺麗にしている先輩がいつものようにピカピカに掃除していました。
すると食事を終えた利用者がキッチンを綺麗にしている先輩をじーっと見ているのです。
その時だけではないんです。
またある日もじーっと利用者は先輩を見ていました。
「みんななんでこんなに先輩のこと見てるんだろう?」
自分は不思議でした。
逆に「見られて大変だなぁ」と思っていました。
先輩は尊敬できるくらい介護が上手です。
表に出るわけではないですが、裏ではすごく頑張っていた職員です。
利用者からの信頼も大きかったです。
<利用者は見ている>
そして自分も先輩を真似してキッチンを綺麗にするようになりピカピカにできるようになった頃です。
普段気にしていなかったのですが、自分の方を利用者全員が見ているのです。
「なんだこれ!」
そうです。
利用者はいつも職員を見ています。
そしてキッチンを綺麗にすることで、利用者は喜んでいました。
特に女性の利用者は、普段からキッチンは大切にしてきた場所だと思います。
毎日のようにキッチンに立ち、料理をして掃除する。
利用者にとっては当たり前のことだと思います。
自分がキッチンを綺麗にしていた時に、利用者からこんなことを言われたことがあります。
「いつも綺麗にしてくれてありがとね」
「掃除の手際がいいね」
自分は先輩に感謝しました。
利用者との信頼関係は上がるし、コミュニケーションも増えるし、キッチン掃除にこんな効果があるなんて考えもしませんでした。
キッチンを綺麗にすることは仕事ではないかもしれないけど、初心者だったそのころの自分にとっては仕事がとてもやりやすくなりました。
<信頼関係>
利用者は人生の先輩です。
別にキッチンが汚いからといって気にしない人には問題ないことでしょう。
しかし、利用者は見ています。
利用者だって雑な仕事をする職員に介護をしてほしくないです。
この職員はしっかり掃除して綺麗にしているから信頼できると考えています。
たかが掃除、されど掃除です。
自分はキッチンを綺麗にすることでいろんなことを学びました。
今では、掃除することが利用者の信頼関係にも繋がると思っています。
確かに忙しいので業務の優先順位で言えば、掃除は後回しになることはわかります。
掃除しなかったから事故に繋がることはないでしょう。
でも、掃除することで評価が上がります。
この人になら任せられる。
信頼関係です。
介護には信頼関係が大事です。
傾聴受容共感も信頼関係を築く大切なことですが、掃除することも利用者の評価に繋がることを覚えておくと良いかもしれません。
また、その仕事に対する姿勢が利用者の心を掴むのかもしれません。
先輩が素晴らしい介護士であったように。
先輩、ありがとうございました。
今日もご覧いただきありがとうございました。
また会いましょう。
継続は力なりと自分に言い聞かせる笑。