手作り。

こんにちは。

 

気づいたら6月過ぎてました笑。

来月から後半戦です。

そして6月も中盤です。

1年が過ぎるスピードは変わらないはずなので、1日1日を大切に今日も楽しんでいきましょう!

 

元気があればなんでもできる!

 

 

今日のテーマは「手作り」について書いていきたいと思います。

 

今回も「先輩ありがとうシリーズ」です笑。

 

 

自分の勤めている施設では、いろんな委員会があり活動をしています。

 

その中に自分が委員長を勤めている委員会があります。

 

この話は約3年前にあった委員会でのことです。

 

<困った>

毎月1回、委員会活動があります。

 

その日はあるイベントを企画していて、創作物を委員会メンバーで手分けをして作ろうという話をしていました。

 

誰が何をするか決めた時のことです。

 

「ではどのように作るのか?」

 

自分は委員長ということもあり、当たり前のようにパソコンを使って綺麗に作成することを提案しました。(自分の中ではイメージができていたので)

 

しかし、参加していたメンバーはパソコンの知識がほとんど無いらしく「そんな難しいことできません」という声が上がっていました。

 

自分が全てを一人でやることも考えていた時、先輩がこう言いました。

 

「別に綺麗に作らなくてもいいんだよ」

 

「手作りの方が介護っぽくて味があるし、頑張ってる感出るでしょ笑」

 

自分はこの言葉で目が覚めました。(寝ていたわけではないですよ笑)

 

固定観念

それまでの自分はパソコンを使って創作物は作ってきました。

 

ポスターや案内文、イラストなどパソコンでできることはパソコンを使うのが当たり前であり、今の時代パソコンで作ることが一番だと思っていました。

 

しかし、先輩は手作りの良さを提案してきたのです。

 

もちろん、参加していた委員会メンバーが「パソコン苦手」ということもあったと思います。

 

でも自分はパソコンで作るのが当たり前であって、できないなら自分が一人でやらなければという固定観念にとらわれていました。

 

そんな考えを先輩は払拭してくれたのです。

 

まさに目から鱗です。

 

先輩の言葉がなければ、自分はこの仕事を持ち帰り一人で作っていたことでしょう。

 

いろんな意味で助かりました。

 

<昔>

・別に綺麗に作ることが目的ではない。

 

・手作りには味がある。

 

・そして介護らしい。

 

・頑張ってる感もでる笑。

 

確かに。

 

自分はこの言葉を聞いてから、手作りの良さを感じています。

 

以前のブログでも書きました「96歳の利用者がティッシュボックスで椅子を作った」話も、「捨てるのはもったいない」という発想から生まれたものですが、「手作りの良さ」もそこにあるのだと思います。

 

自分が小学生の頃はパソコンもコピー機も無かった時代です。

 

ガリ版」で先生が印刷してくれた案内文やテストも味がありました。

 

先生の手書きした個性的な文字も印象的でした。

 

卒業文集はみんなで手書きしてガリ版で刷って作りました。(懐かしい)

 

先輩も自分と同じ世代の方なので、きっと手作りの良さをわかっていたのかも知れません。

 

<融合>

今、自分がチャレンジしたいことの一つに「デジタルとアナログの融合」があります。

 

良く耳にするのがiPadを使ったものです。

 

自分もその魅力に憧れてiPadを購入しました。

 

購入した目的の一つが「手書き」です。

 

手帳の管理(スケジュール)、ノートやメモとしての活用、イラスト作成など自分はこのくらいしか思いつきませんが、iPadを使って手書きでできることがあります。

 

自分は手書きの気持ち良さにハマってしまいました笑。

 

キーボードやマウスだけではなかなか味が出ません。

 

手書きすることで文字に味を付けることができる。(上手く伝わらなかったらごめんなさい)

 

このようにiPadというタブレット(電子機器)を使って、手書きをデジタル化する。

 

アナログをデジタルに融合する。

 

別に紙に書いたっていいんじゃないかって思うのですが、デジタル化した方が効率が良いこともあります。(この良さは使っていただくとわかると思います)(でも万人向けではないということも伝えておきます)

 

自分は手書きの良さをもっと追求してみたいと思います。

 

そして、手作りもデジタルに融合できればもっとやりたいことの幅が広がるのではと思っています。

 

<デジタル化>

介護はまだまだ手書きが主流です。

 

自分の勤めている施設では経過記録などあらゆる記録は手書きです笑。

 

全てをデジタル化しなくても良いのですが、データとして活用することも考えればもっと集計したり分析したり、介護の幅も広がると思います。

 

今では手書きでも文字検索できる時代です。

 

音声を使うのも良いかも知れないですね。

 

介護にはまだまだデジタル化の余地はあると思います。

 

<人間味>

自分は先輩の言葉で手作り(アナログ)の良さを再認識しました。

 

綺麗に作るだけが目的ではない。

 

介護は特に「人としての味(人間味)」が出てる方が魅力的なのかも知れませんね。

 

自分は人間です。

 

世の中もっと進化したら人間もデジタル化するのかも知れません。

 

でもどこかにアナログの良さもあるといいなと思いました。

 

だって人間だもの笑。

 

今日もご覧いただきありがとうございました。

また会いましょう。

継続は力なりと自分に言い聞かせる笑。