ごめんね。

こんにちは。

 

今日と明日は休みです!

やったぁー!

久しぶりの連休、ワクワクします。

自分はやりたいことや試したいことがあるので、チャレンジする時間に使っていきたいと思います笑。

それでは今日も良いスタートができますように。

 

 

今日のテーマは「ごめんね」について書いてみたいと思います。

 

〈しっかりしてる〉

自分の勤めている特別養護老人ホームという介護施設には、後期高齢者を中心に病気や障がい、時には家庭の事情などが理由で利用されている方がいます。

 

全ての利用者が認知症という訳ではありません。

 

そんな利用者の中には、認知症もなくしっかりとした利用者もいます。

 

そんなしっかりとされている利用者から時々言われることがあります。

 

「甘えてごめんね」

 

自分はこの言葉を聞くと、とても切なくなります。

 

まず、認知症がなくても後期高齢者にもなれば身体が思うように動かなくなったりADLが低下したりして、自分一人では生活ができないこともあります。

 

高齢者になれば当たり前のことです。

 

そして、そんなしっかりした利用者も、介護施設では認知症など病気や障がいを抱えた利用者と一緒に共同生活をしていかなければなりません。

 

なので、しっかりされている利用者は思うのです。

 

「大変なのにごめんね」

 

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〈申し訳ない〉

こんな時に自分は利用者に必ず言うことがあります。

 

「謝らなくていいんですよ笑」

 

そして、

 

「そんな時はありがとうって言ってくださいね笑」

 

と伝えています。

 

申し訳ないという気持ちはとても分かります。

 

しっかりされている方が、例えばトイレ介助されたときに、情けない自分にがっかりされることがあります。

 

そうすると、つい出てしまう言葉は謝ることだと思います。

 

「トイレでこんなことさせてごめんね」

 

誰だって年を取れば身体が思うように動かなくなったり助けが必要になる時はあります。

 

そのためにも介護はあるのですから、なにも謝ることはありません。

 

しかし、自分も同じ立場であれば、申し訳なく思うでしょう。

 

なので、申し訳ないと思うのであれば、感謝の言葉に変えましょうと自分は利用者に伝えています。

 

そして、介護する側も感謝されると嬉しいからです。

 

ありがとうは最高の言葉です。

 

乱用しては価値が下がりますが、必要なときに使えば効果的です。

 

ありがとうが前向きにしてくれます。


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〈小さなありがとう〉

介護をしていると、介護の仕事のすばらしいところは?と聞かれることがあります。

 

自分は介護を始める前に、実務者研修に参加していました。

 

そこであらゆる講師の先生が言っていたことをその時に思い出します。

 

それは「介護は利用者からの小さなありがとうがやりがいの仕事」ということです。

 

自分はこのことを聞いたときに、逆に違和感を感じました。

 

「小さなありがとうを言われるために仕事してる訳じゃない、お金を稼ぎに行くのだから。しかもどうせ貰うなら大きなありがとうのほうが嬉しい」

 

このときの自分は仕事はお金を稼ぐ場所という考えだったので、この意味が理解できていませんでした。

 

そして、介護を始めて気づきます。

 

「だんだんありがとうが増えていく」

 

「小さなありがとうが増えると、大きなありがとうに変わっていく」

 

これはまさにプライスレスでした。

 

お金では買えません。

 

ありがとうの言葉のすごさを感じました。

 

〈謝らなくていい〉

介護はいろんなことを教えてくれます。

 

いや、介護が教えてくれるのではなく、利用者が教えてくれます。

 

利用者は人生の先輩です。

 

そんな先輩に、ごめんねとか言われると切ないです。

 

なのでごめんねをありがとうに言葉を変えて、みんなで前向きに介護してほしいです。

 

謝ることなんてない。

 

これは仕事でも同じだと思います。


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〈感謝すること〉

ミスをすれば謝る。

 

できないことで迷惑をかけたら謝る。

 

申し訳ないと思えばそれは謝るのが一番です。

 

しかし、こんな時自分は職員に謝らないでっていつも伝えます。

 

しかも謝って終わるのはもったいないです。

 

謝られると助けた方もなんか気持ちが重くなります。

 

だったらもっと前向きに考えてほしいのです。

 

やってしまったことは仕方ないです。

 

できないこともあります。

 

仕事をしていれば、できなかったことを手伝ってもらったり、ミスをカバーしてもらったり、助けてもらうこともあると思います。

 

できなかったことをクヨクヨ考えるのではなく、できることを前向きに考えてほしいのです。

 

自分は今できてないけど、手伝ってくれた職員はできてるなとか、時間の使い方が悪かったのかな、もう少し早めに行動してみようかなとか、前向きに捉えてくれたらそれで良いと思います。

 

ミスなんて誰だってするし、できないことだってあります。

 

スーパーマンではないので笑。

 

もし手伝ってもらったり助けてもらったと思った時は、ありがとうございますの一言で良いと思います。

 

助かりましたとかでも良いですね。

 

そうすると助けた側も前向きになれます。

 

もちろん、社会人として同じミスを繰り返さない努力は必要です。

 

しかし、やってしまったことは仕方ないです。

 

経験だと思って、周りの助けてくれた職員に感謝しましょう。


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〈プライスレス〉

自分もこれから年を取ります。

 

少なからず身体も衰えてくるでしょう。

 

そんなときに優しく支えてくれる人が居たら嬉しいと思います。

 

そして自分はその時に支えてくれた人に感謝できるように、一緒に介護に対して前向きに成れるように今から自分を磨いていきたいと思いました。

 

高齢者になれば一人で生きていくのは大変です。

 

社会の支えはとても大事です。

 

もし困っている高齢者を見かけたら、優しくひと声掛けてあげてください。

 

 

 

「どうしましたか?」

 

そして、できれば助けてあげてください。

 

きっと感謝されるとなぜか嬉しい気持ちになりますよ。

 

気持ちは伝わりますので笑。

 

ありがとうはプライスレスです笑。

 

今日もご覧いただきありがとうございました。

また会いましょう。

継続は力なりと自分に言い聞かせる笑。