判断力。

こんにちは。

 

今日も夜勤です。

だいぶ秋らしくなってきましたね。

虫が鳴いているのも、秋を感じさせてくれます。

秋といえば…自分は食欲の秋ですね!

旬のものをいただきたいですね。

今から楽しみです!

 

 

今日のテーマは「判断力」について書いてみたいと思います。

 

先日の自分のブログで救急搬送の話を書きましたが、この時に実はたくさんの判断がされていました。

 

まずは意識レベル。

 

耳元で話し掛けたり、名前を呼び掛けたり、身体をつねったり、ゆすったりしても反応がない。

 

緊急時対応の時に習うことと同じですが、まずは意識のレベルを確認します。

 

ここでも、一つの判断が必要です。

 

そして、バイタル。

 

バイタルとは、血圧、体温、血中酸素飽和度などを指します。

 

バイタル測定し、異常な数字なのか判断が必要です。

 

なので日頃から、バイタル測定しておきましょう。(忘れないように笑)

 

このほかにも看護師はたくさんの判断を日頃の様子からしていました。(食事の様子や健康状態や排便など)

 

そしてこの利用者は、目は開いているものの、何も反応がなく、医師の判断では「脳梗塞の疑い」ということで、救急搬送となった訳です。

 

<1人では判断しない>

結果的には脳梗塞ではなく、持病から来る意識消失ということでした。

 

救急外来の医師によると、また意識消失する可能性はあるそうです。

 

だからと言って、次回も持病から来る意識消失かどうかはわからないので、その時はまた救急搬送になるだろうということでした。

 

脳梗塞と持病からくる意識消失の違い」

 

目視での判断はできません。

 

今回も病院で脳の検査をしたから判断できたことです。

 

もし救急の事態に遭遇した時には、自分1人では判断しないということも大事なことになります。

 

誰かを呼ぶ。

 

そして、まずは普段とは違うことを察知する判断力が必要になります。

 

<気づき>

救急搬送の判断。

 

これは時間との戦いになります。

 

時には1分1秒が生死の判断を分けることもあります。

 

素早い判断が現場には求められます。

 

ただし、だからと言ってすべて救急搬送すれば良いということではありません。

 

様子がおかしいから救急搬送ということにはなりません。(当たり前ですよね)

 

様子がおかしいにもレベルがあり、判断が必要になります。

 

そのためにも判断するための材料が必要です。

 

それは常に利用者のことを観察していること。

 

普段とは違う「気づき」の大切さ。

 

看護師よりも介護士の方が常に利用者の近くにいます。

 

「気づき」は利用者の近くにいる介護士の判断力が重要になります。

 

<余裕>

いつ救急搬送になるのかどうかは、誰にもわかりません。

 

今日なのか、明日なのか…。

 

もちろん、ある程度の変化により、普段から判断していることで備えることはできますが、それが今日なのか、明日なのかはわかりません。

 

救急になる時は、突発的に起こるものです。

 

備えるという意味では、常に救急事態になっても動ける状態にして待機しておくということは大事です。

 

介護士や看護師が、救急の場になって「どうしよう」なんて言っていたら、利用者や患者は不安になりますよね笑。

 

また、日頃からの準備ということに付け加えるならば、心と頭と身体の準備は必要です。

 

いざという時に心と頭と身体を切り替えられること。

 

疲れているから今日は無理とか言ってられません。

 

いざという時のためにも「心と頭と身体の余裕が常に必要」です。

 

それは日頃から「楽しむ」ことにも繋がります。

 

余裕を持った介護をしていきましょう!

 

<チーム連携>

そして他職種連携と協働です。

 

前回は看護師のことを書きましたが、普段から機能訓練士や歯科衛生士、栄養士や相談員、ケアマネや家族など、利用者をチームで連携して判断していくことも必要です。

 

ひとりでは判断できないことばかりです。

 

ミーティングしたりカンファレンスしたり、モニタリングしたりして、日頃から連携し協働していくことが大事です。

 

ちょっとした「気づき」もいずれは重症になるかもしれません。

 

他職種連携、協働は日頃からしていきましょう。

 

そして、その情報はいずれ救急搬送などの事態になった時に判断するときの材料にもなります。

 

看護師だけじゃない。

 

チーム全員で利用者を守る。

 

目的は全員同じです。

 

利用者が安心して暮らしていける環境を提供していくこと。

 

いざという時のために何ができるのか。

 

それを判断できるチカラを備えておきたいと思いました。

 

<楽しみましょう!>

そしてこれは仕事のことだけではありません。

 

プライベートでもいろんな判断をしていると思います。

 

情報不足や情報過多にならないように。

 

自分はどうすれば良いのかを常に頭に入れておく。

 

本を読んだり、話を聞いて疑似体験しておく。

 

これらのことも大切だと思います。

 

そして、やってみること。

 

経験はチカラになると自分は思います。

 

失敗は成功のもと。

 

やってみなければわからない。

 

もし失敗しても次回の判断に繋がれば良い。

 

ただそれだけです。

 

やってみると意外と簡単にできてしまうこともあります笑。

 

その経験と判断力が誰かを助けることになるかもしれません。

 

そして心と身体に余裕を持って楽しんでいきましょう。

 

ちなみに無理はしないこと。

 

無理しても誰も喜びませんので笑。

 

そのチカラはいざという時のために取っておきましょう!

 

 

そろそろご飯食べて、少し休んでから夜勤行ってきます。

 

頭切り替えて楽しんでいきましょう!

 

さて、何食べようかな笑。

 

今日もご覧いただきありがとうございました。

また会いましょう。

継続は力なりと自分に言い聞かせる笑。