看護師。

こんばんは。

 

今日は夜勤明けです。

帰宅して仮眠を取りました。

もっと寝ていたいのに眠れない涙。

そんな時は活動していきましょう!

(眠くなったら寝ます笑)

 

 

今日のテーマは「看護師」について書いてみたいと思います。

 

昨日の夜勤中、こんなことがありました。

 

時刻は17時30分。

 

自分のこの日の始まりはショートステイでした。

 

ユニットに入っていると職員から呼ばれます。

 

「(特養の)利用者の様子がいつもと違うんです。行ってみてもらえますか?」

 

その職員とユニットを交代し、いざその利用者の元へ。

 

この利用者は以前自分のブログにも登場していただいた「悩みなんて無い」と言っていた利用者です。

 

症状は詳しくは書けませんが、寝たきりで病気を抱えています。

 

居室に着き、利用者を見た感じはいつもとは変わりませんでした。

 

しかし…。

 

声掛けしても反応がありません。

 

「〇〇さん!〇〇さん!!」

 

目はいつものように開いているのですが、何をしても反応がありません。

 

これはまずいと思い、看護師へすぐに報告しました。

 

そして看護師も利用者の様子を見て判断し、医師へ連絡しました。

 

医師からは脳梗塞の疑いがあるということで、救急搬送の指示が出ました。

 

<救急搬送>

この時、18時。

 

看護師が利用者の対応をしている裏で、自分は他の利用者の食事の準備をしていました。

 

夕食の時間と重なりました。

 

入院の可能性もあるので、衣類や歯ブラシなどの口腔ケアセット、タオルやティッシュなどの生活用品を準備します。

 

食事を提供し、他の利用者の様子を伺いながら、救急搬送の準備に取り掛かります。

 

そして10分後の18時10分。

 

救急隊が到着しました。

 

救急隊からその時の様子などを聞かれ、看護師が丁寧に答えていました。

 

18時20分。

 

この利用者は救急搬送となりました。

 

他の利用者は食事中でしたので、救急隊の到着に驚いた様子でしたが、ご飯はしっかりと食べていました。

 

無事を祈りながら看護師と利用者を見送っていると、他のフロアの職員が看護師の元へ駆けつけてきました。

 

「忙しいところすみません!〇〇さんの意識がありません!」

 

今、利用者を救急搬送したばかりなのに、他のフロアでも!!

 

看護師はこの日2人体制でした。

 

この時間帯は経管栄養などもあり、看護師も忙しい時間帯です。

 

でも忙しいなんて言っている場合ではありません。

 

看護師はまた次の現場に向かいました。

 

あとで聞いた話では、他のフロアの利用者はすでに亡くなっていたそうです。

 

<献身的>

そして20時30分。

 

自分はユニットの業務をいつも通り行なっていました。

 

すると看護師が来て、先ほど救急搬送された利用者の意識が戻り、帰所されるという報告でした。

 

まずは安心しました。

 

ただ、日曜日ということもあり病院から帰ってくる車の手配ができないそうです。

 

普段なら送迎の運転手が迎えに行ったり、介護タクシーなどを利用して帰ってくるのですが、この日は手配ができなかったようです。

 

そこで自分が迎えに行くことになりました。

 

病院からの帰り道。

 

時刻は20時50分。

 

看護師と救急搬送された利用者を乗せて、施設に向かいました。

 

利用者は涙を流していました。

 

辛かったのでしょう。

 

「悩みなんて無い」と言っていた利用者ですが、無言で涙を流していました。

 

そして看護師は疲れた表情を一切見せず、献身的に利用者のことを看護していました。

 

施設に到着すると、自分のことも気を遣ってくれるほどでした。

 

<リスペクト>

21時を過ぎた頃。

 

救急搬送された利用者とユニットに戻り、利用者をベッドに寝かせると、自分は中途半端になっていたユニットの業務に戻りました。

 

22時。

 

自分は休憩時間となり、休憩に行こうとすると、まだ医務室の明かりがついていました。

 

看護師はまだ仕事をしていました。

 

なんだか申し訳ない気持ちになり、看護師に声を掛けました。

 

すると流石に疲れた表情でしたが、「明日は休みなので大丈夫です」という返事でした。

 

この日は早番だったようで朝7時から勤務していたそうです。

 

自分は、その姿に頭が下がりました。

 

<命の大切さ>

看護師という仕事は本当に大変だと思います。

 

自分は看護師の仕事のことは詳しくはわかりませんが、救急搬送や医師との連携、病院の手配や利用者の看護など、とにかく命に関わる全ては看護師が関わります。

 

介護士として同じチームの一員として、とても頼りになる存在です。

 

看護師とは時には意見し合うこともありますが、お互いに利用者のことを思ってのことです。

 

介護士も看護師も目的は一緒です。

 

そんな看護師を自分は尊敬します。

 

このような機会があって理解できることもあります。

 

救急搬送で大変だった利用者には申し訳ないですが、とても勉強になりました。

 

とても忙しい時間でしたが、有意義な時間となりました。

 

そして命の大切さをしみじみと感じる一日でした。

 

看護師の皆さん、いつもありがとうございます。

 

今日もご覧いただきありがとうございました。

また会いましょう。

継続は力なりと自分に言い聞かせる笑。