正義の味方になったつもり?

こんばんは。

 

お久しぶりです。

 

また仕事に追われる毎日を過ごしていました涙。

やりたいことができない日々は損した気分になります。

仕事も大事なので仕方のないことなのですが、もう少しプライベートの時間が欲しいですね…苦笑。

でも仕事もおろそかにしたくないので、頑張ります!

急がず焦らず、参ろうと思います笑。

 

 

さて、今回のテーマは「正義の味方になったつもり?」について書いてみたいと思います。

 

先日の日勤での出来事です。

 

最近、複数の職員から相談を受けることが多くなりました。

 

それは、ある特定の職員に関することです。

 

その内容は、その職員が複数の職員に対して、批判したことを言ってくるというものでした。

 

要するに、悪口です。

 

そして、最近は仕事の内容ややり方にも批判するようになってきているとのことです。

 

その悪口を聞かされている職員は、「もう聞きたくない」、「もううんざり」と嘆いて相談に来ていました。

 

悪口を話している人は、気持ち良いのかも知れませんが、聞かされている人は気持ちが下がってしまいます。

 

相談に来た職員も、この職員がいるだけで一緒に働く時間が辛いと言っていました。

 

そして先日、悪口を言っている職員は自分のところにも来ました。

 

「すみません、少し時間いただけますか?」

 

自分は悪口を言ってくるだろうという心構えはできていたので、どんなことを話するのか、まずは聞いてみることにしました。

(傾聴ですね笑)

 

…この職員は、10年以上勤めている職員で、自分の勤めている施設内ではいわゆる「御局様」的な存在です。

 

御局様とは…。

 

デジタル大辞泉より。


おつぼね‐さま【▽御▽局様】
読み方:おつぼねさま

俗に、職場で、勤続年数が長く、特に同性の同僚に対して力をもっている女性のこと。

 

「力を持っている女性」とありますが、あまり良い印象はありませんね汗。

 

その力をみんなのために使ってもらいたいものですね。

 

…そして、傾聴してみるとこんなことを言っていました。

 

「〇〇さん(職員)がいろんな利用者に強引な介護をしていること知ってますか?」

 

「利用者の手を強引に引っ張って無理やり起こしたり、力ずくで移乗したり、とにかく利用者からの批判がすごくて、私がその都度謝っているんですよ!」

 

「このことを皆さん知ってますか?」

 

「もし、次にこのようなことがあったら、私は許しませんから!」

 

「直接〇〇さん(職員)に言ってやりますよ!」

 

簡単に言うと、このような内容でした。

 

自分は、すでにこの内容の話をしてくるだろうことは他の職員からの相談を受けていたので知っていました。

 

この内容は利用者からもクレームにはなりませんでしたが、声が上がっていたのは事実です。

 

そして対策として、職員に対して注意喚起しました。

 

なので、すでにこの話は終わったことです。

 

もちろん、最近も同じことを繰り返しているというのなら問題ですが、そんな話は今のところ上がってません。

 

話を聞いていると、〇〇さん(職員)に対する悪口になっているように感じました。

 

もし、本当に利用者のことを考え、対策を考えているのであれば、話もわかるのですが、すでに終わった話を持ちかけ、しかも特に対策がある訳でもなく「次回は許さない」「その時は直接言う」という感情剥き出しの攻撃的な表現しかありませんでした。

 

これじゃ、話を聞いている人は辛いとまず感じました。

 

正義の味方にでもなったつもりでしょうか。

 

水戸黄門大岡越前にでもなったつもりでしょうか。

 

これから世直しでもするのでしょうか。

 

印籠を見せれば跪く(ひざまずく)とでも思っているのでしょうか。

 

「この紋所が目に入らぬかー!」ってね笑。

 

 

自分はこの話を聞いたときに、このように切り返しました。

 

「この話は〇〇さん(職員)はすでに知っている話だし、注意喚起もしています」

 

「直接強引に介護しているところを自分は見た訳ではないので、それ以上はなんとも言えませんが、もし間違っているとすればケアのやり方が間違っていると思います」

 

「ケアのやり方を改めることは、これからの〇〇さん(職員)の課題だと思います」

 

「しかし、誰にだって欠点はあるのではないでしょうか」

 

「自分だって間違っていることもあると思います」

 

「利用者のためにみんな頑張っているのは事実です」

 

「〇〇さん(職員)だって、理由があって強引な介護になってしまっていたのだと思います」

(実際に大変な利用者だったことはみんな理解しています。しかし、強引な介護はいけませんよ)

 

「〇〇さん(職員)のために利用者に謝罪してくれたことはありがたいです」

 

「そこはチームとして同じ職場で働いている訳だし、お互いに公式に仕事として注意喚起しながら改善していけば良くないですか?」

 

「そんな職員を批判するようなことばかりを、みんなに言ってることの方が周りに迷惑だと思いませんか?」

 

「それで何が変わるのですか?」

 

すると御局様は何も言い返さずにその場から去っていきました。

 

自分は誰にだって失敗はあるし、常に正しい介護ができる職員なんて誰もいないと思っています。

 

90点はあっても100点はない。

 

でも30点の赤点ではまずいです。

 

それはせめて70点にする努力が必要だと思います。

 

そして、100点は難しいけど70点は頑張ればなんとかなります。

 

それでいいと自分は思います。

 

もちろん70点でも周りに迷惑をかけるようでは、良いケアをしていたとしても70点の価値はありません。

 

自分は他人のことを悪く言っている人が嫌いです。

 

正直、自分もいろんなことを言われてきました。

 

どこからそんな噂が立つのかと、怖い思いもしました。

 

仕事も辞めようかと悩んだ時もありました。

 

「人の噂も七十五日」なんて言葉もあるので、75日過ぎるのをじっと堪えたこともありました。

 

でもいつも利用者が自分を救ってくれました。

 

利用者は自分にとって人生の先生です。

 

…この話をすると長くなるので今回はやめておきましょう笑。

 

(よろしければ過去のブログをご覧頂けると嬉しいです)

 

それくらい人の悪口や噂話をする人を自分は嫌いです。

 

自分に相談に来た複数の職員も御局様の話に迷惑していました。

 

せめてみんなが納得するような前向きな話をして欲しいものです。

 

そして介護のキャリアはあるので、その力を良い方向に使って欲しいと思っています。

 

何かの縁で同じ職場に就職し、介護をしている。

 

タイミングが違ってもここには居なかったかも知れません。

 

大した介護施設でもないですが、ここで一緒に仕事している。

 

このご縁をせっかくなので出会えて良かったと思える出会いにしたいじゃないですか。

 

みんなで前向きに楽しく生きていきたいですね。

 

時には苦しいことだってみんなで乗り越えていけばいいじゃないですか。

 

そんな施設に自分はしたいですね。

 

ひとりじゃないです。

 

みんなで乗り越えていきましょう!

 

 

そして、いつもこのブログをご覧いただいている読者の皆様、本当にありがとうございます。

 

最近は更新していないにも関わらず、過去の記事にたくさんの星を付けて頂き、すごく嬉しかったです。

(モチベーション上がりました!笑)

 

更新も遅くなりがちですが、これからも宜しくお願い致します。

 

皆様のブログも楽しみにしています!

 

人間万事塞翁が馬

 

継続は力なり。

 

そして感謝です。

 

今日もご覧いただきありがとうございました。

また会いましょう。

継続は力なりと自分に言い聞かせる笑。

 

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