こんばんは。
今日は夜勤明けです。
夜勤も3連チャンだったので、もう体は夜型です微笑。
夜型からまた早番に対応する朝型の体に戻すのが大変です汗。
これもプロとしてやるべきことなので、まずはじっくり確実に体調戻していきます!
そして職場では体調悪いから仕事できないなんて言ってられないので、待ってくれている利用者のためにも頑張ります!
今日のテーマは「私は派遣だから言えません!」について書いてみたいと思います。
これは連チャン夜勤3日目の朝のことです。
朝の7時、夜勤者は早番者が出勤してきたら申し送りをします。
申し送りとは、ユニット内の利用者の様子や出来事、予定や処置の内容など、とにかく総合的に変化のあることを伝える作業です。
ただ全てを伝えれば良いという訳ではなく、要点を絞って明確に短時間で伝えることが必要です。
なので別途メモを使ったり、連絡ノートを使用して重要なことは他のノートにまとめて申し送ることもあります。
何でもかんでも伝えれば良いという訳ではないので、慣れるまで苦戦するかも知れませんが、申し送る相手の気持ちになれば何が必要かは見えてくると思います。
とにかく申し送る側と送られる側が連携することです。
申し送りは、業務を引き継ぐ上では非常に重要な作業になります。
そんな重要な申し送りを終えると、申し送りを受けた職員が立ち上がりながらこんなことを言いました。
「今日も忙しいなぁ〜。今日は誰が手伝いに来てくれるのかなぁ〜」
このユニットは最近転倒があったり、病気が進行した利用者が居て、処置やケアなどやることが増えています。
職員の本音なのかも知れませんが、自分はこの受け身な姿勢が気になりました。
なので自分は「手伝いに来てくれるのを待つのではなく、何を手伝って欲しいのかを職員に伝えればいいんじゃないですか?」と言うとこの職員は自分を睨むようにして言ってきました。
「私は派遣だから言えません!」
自分は助けを求める大切さを話したのですが、この職員は何度も同じことを言ってきます。
「私は派遣だから言えません!」
ガッカリしました涙。
なぜ派遣だと助けを求めてはいけないのでしょうか?
同じ職場で働いているので、そんな条件は無いと自分は思います。
それにこのユニットは最近忙しくなっています。
助けを求めることも大事なことです。
派遣は助けを求めてはいけない契約で働いているのでしょうか?
そんなことはないと思いますが…。
もしくは、できる仕事だけやればいいと思っているのでしょうか…。
自分の働いている施設では、「ヘルプ」というものがあります。
ヘルプとは、忙しかったり、職員が休んでしまったりして、業務が回らないときに他の職員に助けてもらう(手伝ってもらう)といった意味合いで使っています。
助けてもらうことは悪いことではないと自分は思います。
介護の仕事は、自分の目から見ての感想ですが、業務の多忙さに偏りがあります。
あるユニットは利用者の状態が落ち着いているので比較的簡単にケアできたり、あるユニットは多忙でケアが大変だったりします。
これを満遍なく誰もが同じ条件で働くことは、ほぼ難しいと思います。
(基本的にはユニットに配属されるので)
そんな中でユニットを1人で任せられるのですから、多忙なユニットで働く職員は大変です。
なので、多忙であればヘルプを依頼することは当たり前のことだと自分は思います。
その声を上げることができないということは、多忙なユニットの中では業務が終わらない、もしくはケアが疎かになることが客観的に見て感じます。
ヘルプを求めることは、利用者を助けることにも繋がります。
そして、多忙になると職員はだんだん嫌になります。
ほぼ確実に。
そうすると、心ここに在らずです。
仕事に集中してないことが多いです。
声を掛けても反応がなかったり、やらされてる感が強く、被害妄想が出てきたりします。
自分はそうなる前に声を上げて欲しいと思います。
だって、介護は苦しいという気持ちも利用者に伝わりますから。
嫌な気持ちで介護してると、介護される側も嫌な気持ちになります。
それはどんなに良い介護をしていたとしても、相手を不安にさせます。
気持ちって伝わりますから。
だから介護は気持ちが大事なんです。
利用者は気持ち良く介護する職員から介護された方が幸せだと思います。
100%完璧はないですが、それに近づく努力は必要だと思います。
これは派遣だろうが、派遣じゃなかろうが関係ありません。
ユニットで働くからには、何が最善なのかを考えて欲しいと思います。
利用者は職員に頼るしかないです。
不機嫌な顔してようが、その職員に頼るしかないです。
気持ち良く介護した方がお互いに得ですよね。
誰かがやってくれる。
そんなことを期待してはいけないと思います。
ユニットを任された以上は、できる限り仕事を全うしましょう。
それがプロじゃないかと自分は思います。
そして、この多忙なユニットのリーダーはもっと考えるべきです。
みんなが最善の介護をできるように。
できる職員が基準にならないように。
できない職員を基準にしなければ、統一したケアはできません。
そして、利用者が満足したケアを受けられるように。
施設としてもユニットに丸投げではなく、専門職も交えて考えて欲しいと思います。
ひとりじゃないです。
チームで介護するんです。
そんな介護施設になって欲しいと自分は思います。
まずは働きやすい施設を目指して欲しいです。
職員の笑顔は利用者にも伝わります。
結果的に施設の満足度も上がります。
そうなれば、この施設で最後を迎えたいと思う利用者や家族も増えると思います。
そして、この施設で働きたいと思う職員も増えると思います。
自分はそう思います。
今回は派遣職員のことを書きましたが、以前書きましたブログの御局様のように、職員の話題が介護をしているとたくさん出てきます。
もっと利用者のことを考えたいのに、最近は職員のことばかりです。
こういう時は、今までの経験上、業務がうまく回っていない時です。
そして、文句を言う人が増えるほど、頑張っている人は疲れます。
こうなると負の連鎖が起こりやすくなります。
誰かが休みだしたり、事故が起きたりします。
こんな空気も早く変えないと負の連鎖が始まってからでは遅いです。
原因は必ずあります。
その原因に対応できる力が必要です。
そして、ダメなところを放置しないことです。
その傷は放っておくとバイ菌が入って化膿していきます。
傷は浅いうちに治療した方が良いです。
「早期発見早期治療」です。
これは原因がわからなければ難しいことですが、原因がわかっているのなら話は早いです。
そして、繰り返し治療していくことで完治を目指しましょう。
自分は問題を放置している施設はブラック施設だと思います。
なぜこんなに辛いのかをチームで話し合い、原因を探りながらみんなで見つけ、そして改善していく。
この繰り返しができる施設が良い施設だと思います。
問題のない施設なんてないです。
だから少しずつやるしかないと思います。
みんなが満足できる介護施設を目指して。
派遣だろうが、パートだろうが、正規職員だろうが、役員だろうが、この施設で働いている以上、みんな同じです。
労働条件に違いはあっても、目指すところは同じです。
みんなで助け合う気持ちがあれば、きっと良い施設になっていくと思います。
そしてその頑張りをしっかりと上司は評価して欲しいと思います。
みんなが納得できる公平な評価が受けられるようになるといいですね。
介護が楽しくなりますように…。
今日もご覧いただきありがとうございました。
また会いましょう。
継続は力なりと自分に言い聞かせる笑。