振り返り。

おはようございます。

 

今日はやっと休みです笑。

昨日は夜勤明けでやること見つけていたのですが、睡魔に襲われて寝てました笑。

今日は元気です!

フル充電で行きましょう!

 

 

今日のテーマは「振り返り」について書いてみたいと思います。

 

コロナも五類になり、基本的には風邪と同じ扱いということで、施設でも少しずつですが緩和されてきています。

 

例えば、飛沫を防ぐアクリル板が無くなりました。

 

このアクリル板、本当に大変でした涙。

 


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〈理解してもらえない〉

まずソーシャルディスタンスなんてカッコイイ言葉がありましたが、利用者同士を離して距離を作るのも大変なことでした。

 

認知症の利用者にコロナの意味を説明しても理解してもらえません。

 

説明した時に一時的には理解してもらえますが、すぐに忘れます笑。

 

そして、自分の勤めている施設はそんなにリビングが広くありません。

 

ソーシャルディスタンスで利用者同士を1m離すだけでもギリギリです汗。

(当時は2mなんてことも言われてましたが涙)

 

実際は距離を空けても利用者は椅子を持って近くで話をしていました笑。

 

認知症の利用者に会話をしないで、近づかないように静かにしていてくださいなんて通用しません。

 

これをコロナ禍でやり続けるのは、利用者にも申し訳なかったと思いますし、自分たち職員も辛かったです。


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〈危険で邪魔〉

そして距離を空けられないならということで、アクリル板を使い始めました。

 

結論から言うと、あっても無いようなものでした笑。

 

テーブルに固定したり、大きさとか設置する位置とか考えたのですが、とにかく危険だし邪魔なのです。

 

例えば、介助するときにもアクリル板がテーブルに固定されていると食事の提供がやりにくかったり、食べるスペースが狭くなるため介助がやりにくかったり、透明なのでぶつかってしまったり、とにかく邪魔でした。

 

アクリル板をつかもうとして転倒したケースもありましたし、ぶつかるなんてこともありました。

 

一部の利用者からは、邪魔だからと破壊行為もありましたし、もうアクリル板の意味なんてありませんでした涙。


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〈繰り返し〉

マスクに関しても、とにかく認知症の利用者に付け続けるのは無理です笑。

 

マスクを付け直す時間だけでもかなりの労力を使ったと思います。

 

どこに行くにもマスクだし、リビングで過ごすだけでもマスクをしてないといけないという状況は、利用者にも辛かったと思います。

 

職員が利用者にマスクを付ければ、それを利用者が外す。

 

これの繰り返しです笑。

 

ポケットに何枚ものマスクを入れていた利用者も居ましたね笑。


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〈過酷〉

そして、自分の勤めている施設ではクラスターも発生しました。

 

職員は防護服を着て、マスクもN95という微粒子対応マスクを付けて介護をしました。

 

これが暑くて苦しいのです涙。

 

病院が当時ひっ迫していて施設利用者はなるべく施設で診るようにとの指示があり、施設の中にはコロナ感染した利用者が過ごしていました。

 

だんだんコロナ感染する職員も増え、施設でも職員が減り、まさにひっ迫していました。

 

コロナに感染しても利用者はいつものようにマスクを外し、徘徊を始めそれを防護服を着て対応する。

 

過酷でした涙。

 

〈もう勘弁して〉

そして今、コロナも五類になりマスクはしていますが、ソーシャルディスタンスもアクリル板も基本的には無くなりました。

 

家族との面会も少しずつですができるようになりました。

 

コロナ禍で辞めていく職員もいました。

 

亡くなった利用者もいました。

 

コロナは五類扱いになりましたが、また次の波がいつ来るかわかりません。

 

もしかしたらまた違ったウイルスが発生するかもしれません。

 

落ち着いてきたから五類にして終わりではなく、今までのあの大変だった頃を思い出して、今だからこそこの落ち着いている時期に対策を考えてほしいです。

 

自分はもうあのコロナ禍の対応をまた同じようにしなさいと言われたら、介護辞めるかもしれません涙。

 

大げさかもしれませんが、防護服着て、N95マスク付けて苦しい思いして、暑い思いして、自分もコロナに感染するかもしれないリスクが目前にあり、感染していたら家族にも迷惑を掛けるという思いもありながら、働くのはもう勘弁してほしいです。

 

そして、コロナに感染した認知症利用者への対応もマスク着けたり居室で待機してもらったり、そんな上手く行きません。


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〈未来へ〉

国はもっと考えるべきだと思います。

 

もし考えているのであれば、法整備や施設の確保など、もっとやるべきことがあると思います。

 

介護士だって人間です。

 

いつまでも3K(キツイ、汚い、給料安い)では介護人材は増えません。

 

そこに激務が来たら介護なんて辞めますよ笑。

 

介護のICT化で人材が確保されることはありません!

 

介護ロボットが人間並みの感情を備え、柔軟な動きができ、信頼されるならわかりますが笑。

 

これを教訓にもっと未来を考えてほしいです。

 

ほんとにまたコロナの波が来たらと思うと、正直不安です涙。

 

そして、持病のある利用者などが亡くなる可能性もあります。

 

そんなことも、もう見たくありません。

 

今だからこそできることを真剣に考えてほしいです。

 

また同じ失敗を繰り返さないように。

 

もちろん、自分にできることはしっかりと感染対策していきたいと思います!

 

気の緩みは心の緩み。


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今日もご覧いただきありがとうございました。

また会いましょう。

継続は力なりと自分に言い聞かせる笑。