100歳。

こんばんは。

 

昨日の夜はゆっくり寝れたので今日は自分のために動きます!

睡眠は大事ですね笑。

無理せず楽しんで行きましょう。

 

 

今日のテーマは「100歳」について書いてみたいと思います。

 

今月100歳の誕生日を迎える利用者がいます。

 

現在、誕生日に向けて準備も進行中です!

 

自分はこの利用者と出会ったのは5年くらい前になります。

 

出会った頃は周りの利用者に話しかけるのが好きで、誰にでも話しかけては「うるさい!」と追い返されることが多かったのですが、それでも向かっていく勇敢な利用者でした笑。

 

さらに落ち着いて座っていることができなくて、歩き回ると他の利用者の居室を覗いては誰かが居ると入っていってしまうということもありました。

 

それと歌が好きで、突然手拍子をして歌い出したり、テーブルを叩いてリズムを取るので、周りの利用者の迷惑になることも多々ありました。

 

とにかく社交的で認知症と耳が遠くなかったら、きっとみんなから好かれていたと思います。

 

人生100年時代>

そんな利用者も歳を重ねるごとに、転倒して骨折したり、食事の拒否も現れるようになり、だんだん衰えていきました。

 

食事介助では、たくさんの職員が食べてもらえなくて悩んでいたのを覚えています。

 

自分も悩みましたが、この利用者のおかげで認知症のある利用者の食事介助のやり方を学ばせていただきました。

 

今でも食事介助では、この利用者で培った知識を生かしています。

 

現在は車いす生活で、話をすることも自発的にはできなくなりました。

 

ただ耳元で話しかけると返事をしてくれたり、ちょっとした言葉は話してくれるので、それが励みになります。

 

最後まで在宅介護を望んでいる家族の意向もあり、100歳までなんとか頑張ろうという合言葉で職員一同、家族と一緒に頑張ってきました。

 

正直、何度も命の危険もありました。

 

今月100歳を迎えるにあたり、少しほっとしています。

 

ご家族とも長い付き合いになりました。

 

やはり家族の協力がなければ、良い介護はできません。

 

特に在宅介護は家族との連携のもとで成り立っています。

 

いつも利用の際には自宅での様子なども手紙に書いてきてくれます。

 

また、うちの施設のことも詳しいので、いろんなことに理解されています。

 

人生100年時代とはいえ、この利用者の時代には100歳まで生きることは考えられなかったと思います。

 

自分たちが100歳になる頃にはどんな時代になっているのでしょうか。

 

会話ができるなら100年生きるとはどういう気持ちなのかを、この利用者に聞いてみたかったですね。

 

これからもまだまだ長生きしてみんなのアイドルで居てほしいです。

 

そして、いつも笑顔で付き合っていただきありがとうございます。

 

自分にとって100歳を超える利用者に関われるのは貴重な経験です。

 

言葉ではなくその存在が全てを物語っています。

 

100歳まで生きるということは個人一人のチカラでは余程のことがない限りできないと思います。

 

これから人生100年時代を迎えるにあたり、健康で100歳まで生きれるような時代になると良いですね。

 

100歳おめでとうございます!

 

そしてこれからもよろしくお願いします。

 

よーし、まずは誕生日会の準備、頑張るぞー!!

 

youtu.be

 

今日もご覧いただきありがとうございました。

また会いましょう。

継続は力なりと自分に言い聞かせる笑。