お世話。

こんにちは。

 

今日も夜勤です笑。

夜勤専従になった気分ですね。

日勤と夜勤を繰り返す仕事って体力勝負です!

今は勉強と運動の両立で頑張りましょう!

自分のやりたいことを楽しみましょう笑。

 

 

さて今日のテーマは「お世話」について書いてみたいと思います。

 

昨日は日勤で特養に入りました。

 

久しぶりに1つのユニットだけに入ったので、集中して仕事できました。

 

自分の入った特養ユニットは、利用者10人のユニットです。

 

経管栄養で利用されている方や認知症で利用されている方、ADLの低下により利用されている方、病気を患っている方など、利用状況は人それぞれです。

 

このユニットの特徴は、食事介助が必要な利用者が3人いることです。

 

3人の食事介助を1人でしなければなりませんので、食事の時間が掛かります。

 

介護の3大介助(3大介護)の中に食事介助があります。

 

食事、入浴、排泄。

 

ショートステイと特養の両方で働いているとわかるのですが、この3大介助が大きく違ってきます。

 

簡単に言うと、ショートステイは、3大介助の量は多くないのですが、特養は多いです。

 

その代わり、ショートステイは在宅介護なので、家庭の延長線上にあることも視野に入れた介護が必要になったり、コミュニケーションがとても大事になってきます。

 

もちろん、介護として基本的なやることは一緒です。

 

特養ではケアが上手にできないと時間が掛かったり、利用者に迷惑を掛けたり、時には事故につながることもあります。

 

特養は3大介助が業務の大半を占めていると言っても過言ではありません。

 

<気になること>

自分は勉強の一環として、ケアマネ試験の勉強をしています。

 

いずれはケアマネになれたら良いという希望もありますが、とにかく今の自分の介護の質を高めたいので自己研鑽しています。

 

そして、ケアマネ試験の勉強をしていて最近気になることがありました。

 

それは介護施設の特徴やサービス内容を説明している文章によく出てくる「世話を行う」という言葉です。

 

例えば、特別養護老人ホームのサービスについて以下のような説明が書いてあります。

 

「入浴、排泄、食事などの介護その他の日常生活の世話、機能訓練、健康管理および療養上の世話を行う」

 

「世話」ってなんですかね笑。

 

自分は特養でもショートステイでも、世話をしているつもりはありません。

 

あえて言うならば、利用者の日常生活を「支援」しているつもりです。

 

これは自分の考えなので、このテキストの著者からすれば同じことを言っているのかもしれませんが、どうも腑に落ちません涙。

 

勉強していると、この「世話」と言う言葉が気になってしまいます。

 

もちろん、これは自分の主観の問題なので、他の介護士は「世話」でも違和感がないかもしれません。

 

どうなんでしょう???

 

<面倒をみる?>

ちなみに「世話」とはどう言うことなのでしょうか。

 

調べてみましょう。

 

デジタル大辞泉 より

せ‐わ【世話】

[名](スル)
1 面倒をみること。尽力すること。「病人の世話」「大きなお世話」「親身になって世話する」
2 間に立って斡旋あっせんすること。取り持つこと。「就職先を世話する」
3 手数がかかってやっかいであること。面倒であること。「世話が掛かる」→御世話様おせわさま
4 世間の人がする話。世間の言いぐさや慣用の言葉。また、日常語や俗語。「世話に砕いて言う」
通俗的、また庶民的であること。
「―らしい打解けた風は頓とみに失せて」〈鏡花・高野聖
6 「世話物」の略。

 

自分は利用者に対して「面倒を見ている」つもりはありません。

 

では、「支援」もついでに調べてみましょう。

 

デジタル大辞泉 より

し‐えん〔‐ヱン〕【支援】


[名](スル)力を貸して助けること。「独立運動を支援する」

 

まだ、支援の方が世話よりはしっくりくるように感じます。

 

そして、厚生労働省のサイトでも「高齢者の支援」という言葉が使われています。高齢者の世話とは書いてないですよね笑。

 

介護・高齢者福祉 |厚生労働省より

 

<お世話係り>

そして以前利用者からこんな言葉を言われたことがありました。

 

「お前たちはお世話係りなんだろ?だったら言われたことやりなさい」

 

これって、どう思いますか?

 

この高齢者の考え方がおかしいと言ってしまえばそれまでなのですが、介護士を「お世話係り」と思っている利用者がいるのは事実です。

 

自分は「世話をする」って介護とは意味が違ってくると思います。

 

介護は「人助け」みたいなニュアンスもありますが、介護は単なる人助けではありません。

 

その人の生活が掛かっているからです。

 

そして、その人の命が掛かっているからです。

 

うまく伝わるか心配ですが、介護ってもっと奥が深いと思います。

 

お世話自体が悪いと言っているわけではありません。

 

自分はどうしても介護に対して世話という言葉を使うのが納得できません。

 

<みんな頑張ってる>

ちなみに、自分が勉強しているケアマネは、ケアマネージャーの略で「介護支援専門員」とも言います。

 

介護世話専門員ではないですよね笑。

 

これは自分の主観なので、このテキストで世話と書いてあるから誰かが困るわけではないと思いますが、言葉の意味をもっと考えて欲しかったなぁと思いました。

 

そして、介護現場の現状や頑張っている介護士のことをもっと知って欲しいと思いました。

 

利用者の食事介助や入浴介助や排泄介助(3大介助)は、お世話している気持ちではできませんので笑。

 

では今日もご飯たくさん食べて、少し休んで夜勤行ってきます!

 

今夜はどんな楽しいことが待っているかな笑。

 

今日もご覧いただきありがとうございました。

また会いましょう。

継続は力なりと自分に言い聞かせる笑。