こんばんは。
今日は休みです嬉。
夜勤が続いていたので、やっと休みになった感じです笑。
夜勤をするとどうしても体のリズムが狂います。
体のリズムを正常な状態に整えるためにも休みは必要です。
夜勤をしたり日勤をしたりできるのも、しっかりと体を休めてリセットできているからだと思います。
改めて休日は大事ですね。
欲を言えば、2日間以上連続で休みがあるとやりたいことがもっとできるのですが、連休を取るのは今の施設では難しいので諦めます笑。
今日のテーマは「リズム」について書いてみたいと思います。
先日の夜勤での出来事です。
ショートステイの利用者で22時に就寝薬を服用する方がいます。
この利用者は時間に厳しい利用者で就寝薬は22時ピッタリに持ってきてくださいという方です。
性格も几帳面で政治や読書に興味がある90歳の方です。
自分のブログに「クリームパンとバナナと牛乳と健康食品と少しのごはん」で書いたことがあります。
とにかく本人も言っているくらい頑固です笑。
少しのズレも許せないそうです怖。
なので、この利用者がショートステイ利用中の22時は緊張する時間帯になります。
しかし、この日の22時頃は特養の利用者が不穏になり布団の中でパンツを脱いで排尿をしていました。
夜勤者は2人いたのですが、不穏な利用者の対応と他の利用者の対応に取られていました。
そして22時を迎えました。
不穏な利用者の対応に戸惑ってしまったのもあり、忙しさから22時ピッタリに就寝薬を持っていくことができませんでした。
10分くらい過ぎてしまったと思います。
普段なら就寝薬を持ってこないとナースコールが鳴るのですが、この日は鳴りませんでした。
(これはおかしい?)
ナースコールが鳴って言われること言われた方がまだスッキリするのですが、ナースコールが鳴りません。
逆に心配になり、不穏な利用者の対応をもう1人の職員に任せて行ってみました。
すると、利用者はグッスリ寝ていました。
利用者も時間を忘れて気付かずに寝ているのかと思いました。
(よし!)
今がチャンスだと思い、就寝薬を取りにいつも薬の置いてある場所に行きました。
しかーし!
すでに薬の袋が開いていて、中に入っているはずの薬がありませんでした涙。
しかも普段は置くことのないキッチンに飲み終わった後の薬の袋が丁寧に置いてありました。
(しまったぁ!!)
そうです。
利用者本人が薬の置いてある場所に来て、ひとりで服薬して行ったようでした。
事実を確認するために利用者を起こそうと思ったのですが、しっかりしている利用者なので自分で服薬した可能性が高く、すでに熟睡していることやこの時間で起こして本人確認する方がリスクがあると思い(夜中なので寝ぼけている可能性もあるため)、もし服薬していない時は起きてくることも想定し、朝まで待つことにしました。
そして、利用者は一度も起きることなく朝を迎えました。
巡視している感じでは、グッスリ眠っていました。
ちなみに巡視は夜間帯に2時間おきに各居室を回り、睡眠の様子を観察します。
夜間帯が終わり、自分は朝からショートステイのユニットに入り、朝食の準備をしていました。
すると利用者が起きてきて、自分のことを睨むようにして言いました。
「薬持って来なかったでしょ!」
「あんたが持って来ないからひとりで薬飲んだんだ!」
「今度からひとりで薬飲むからここに置いといて!」
まず、就寝薬を服用していたことが確認できて安心しました。
あとは何か言われると思っていたので、素直に受け止めました冷汗。
ただし、ひとりで服薬するのはリスクがあることと他の利用者が不穏になったりしてどうしても22時ピッタリには来れないこともあることを伝えると、納得できないようなことは言ってましたが、理解はしてくれました。
(この辺りはしっかりしていますので助かります)
今後、22時の就寝薬をなるべくお互いに納得した形で服薬介助できるように検討していきたいと思います。
ちなみに現時点では22時ピッタリに今まで通り持っていくことにはなっていますが、他の利用者が一緒に生活しているので、今回のように22時ピッタリには持っていけないことが起こる可能性はあります。
職員のたくさんいる時間帯ならなんとかできるとは思いますが、職員の数が少ない夜の時間帯では時間ピッタリに介助するのは難しいものです。
他の利用者に自分の悪口を言っているかもしれませんが、この利用者とは信頼関係もあり、家族のようなものなのでこんなこともあります苦笑。
利用者に施設の事情まで理解してもらおうとは思いませんが、利用者に合わせた介護ができるといいなと思う今日この頃でした。
利用者それぞれに特徴があります。
10人いれば10人違います。
就寝薬を22時ピッタリには持っていけないので、21時の職員がいる時間に変更しましょう!なんて簡単にはいきません。
21時に変更してもピッタリに持っていくことができないかもしれません。
生活にはリズムがあります。
そのリズムを崩されたくない人もいます。
お互いに理解して納得できる形で利用して頂きたいですね。
そのためにもケアマネや相談員にはケアプランをしっかり作成して欲しいものです。
介護する側もされる側も無理のないように。
さて明日は久しぶりの日勤です。
最近夜勤ばかりで夜型になっている自分は、朝起きれるでしょうか笑。
体のリズムが戻って、今夜はしっかりと眠れるといいな笑。
今日もご覧いただきありがとうございました。
また会いましょう。
継続は力なりと自分に言い聞かせる笑。