誰かが言わなきゃ。

こんばんは。

 

今日は夜勤明けです。

仮眠取ってご飯食べて少し体力回復しました。

明日は日勤なので少しでも体力回復しておきたいところです。

元気があれば何でもできる!

気合だー!

と自分に言い聞かせる笑。

 

 

さて、今日のテーマは「誰かが言わなきゃ」について書いてみたいと思います。

 

これは今朝の夜勤明けでのことです。

 

ショートステイの朝食を利用者に提供し、食後の後片付けも終わり、そろそろ申し送りを次の職員に行い帰ろうとした時、昨日入所した長い距離歩くことが困難な利用者から呼ばれました。

 

深刻な顔をしながら自分に話し始めました。

 

「帰る時にごめんね。どうしてもあなたに聞いて欲しくて…」

 

「実はね。ご飯食べた後に箸を使って歯の掃除をしている人がいるのよ」

 

「私、見てられなくて顔を伏せながらご飯食べていたの」

 

「この箸はみんなが使う箸でしょ?」

 

「私は歯の掃除をした箸なんか使いたくないよ」

 

「前回来た時にも目の前の人が歯の掃除してたから、ずっと気になってたの」

 

「歳を取ると言いたくなっちゃって、ごめんね」

 

「でも誰かが言わなきゃと思って言わせてもらいました笑顔」

 

自分はまずこの利用者が不快な思いをしていたことに謝罪し、今後は爪楊枝を食後に提供することで理解していただきました。

 

そして、勇気を出して自分に話してくれたことに感謝しました。

 

前回来た時から気になっていたなんて、きっと今回はもっと不快な思いをされたと思います。

 

我慢できなくて勇気を振り絞って、話をしてくれたと思います。

 

指摘されなければ職員は気づかなかったと思います。

 

そして箸を使って歯の掃除をしている利用者は、それが当たり前だと思って悪気無くやっていると思います。

 

その人にとっての習慣もあると思います。

 

その人の習慣もあれば、それを不快に感じる人もいます。

 

不快に感じる人がいる以上、それはお互いが納得できる形で解決していかなければいけません。

 

それも介護職員の役目です。

 

職員も利用者もショートステイに関わる全員で住みやすい環境を整えることで、気持ち良く利用していただきたいです。

 

褒められることばかりではありません。

 

時には指摘されないとわからないこともあります。

 

なので、この利用者には本当に感謝です。

 

そして利用者に言われる前に気づくことができるように、利用者の様子を日頃からもっと観察していきたいと思います。

 

余裕は必要ですね笑。

 

<人生の先生>

ショートステイは今回のように利用者からいろんなことを指摘されることがあります。

 

それだけしっかりされている利用者も多いです。

 

だからこそ面白いです。

 

いろんな話もできます。

 

いろんなことも教えてくれます。

 

まさに人生の先生ですね。

 

時にはきつい言葉も頂きますが、それもまた成長の糧です。

 

これからも前向きに捉えていきたいと思います。

 

夜勤明けは眠いですね笑。

 

明日は日勤なので利用者とたくさん話ができるといいですね。

 

夜勤では味わえない醍醐味が日勤にはあります!

 

人生の先生方、これからも宜しくお願い致します。

 

 

今日もご覧いただきありがとうございました。

また会いましょう。

継続は力なりと自分に言い聞かせる笑。