こんにちは。
今日は休みです。
朝活もできたし、午前中でいろんなことができるのは効率が良いですね。
毎日の運動も継続できているので、三日坊主にならないように頑張ります!
運動が継続できると体も健康だと感じています。
ジャーナリングも継続しているので、心のモヤモヤもそれほど感じないように思いますし、考えや思いや気持ちを言語化できるようになってきていると思います。
最近は手書きの良さも感じるようになりました。
パソコンでタイピングできるのがかっこいいと思っていましたが、今では字が綺麗な人に憧れます。
書道、始めようかな…汗。
さて、今日のテーマは「介護と集客」について書いてみたいと思います。
目次
<稼働率>
最近は利用者の数が減る一方で、施設長からも稼働率を上げるように言われています。
そんな中、ボランティアを呼んで集客できないかというアイデアが提示されたようです。
コロナ禍ではできなかったボランティア活動。
ちなみにボランティア活動とは、ボランティアで活動されている方をデイサービスに呼んで、歌や踊り、演奏などを様々な活動を披露していただくことを言います。
なので、一般的なボランティア活動だと参加する方だと思いますが、福祉施設側から見たボランティア活動は受け入れる方になります。
ボランティアさんを受け入れると言っても、もちろん感染対策は必要です。
デイサービスには後期高齢者が利用されていますので、感染しクラスターでも起きたら営業停止どころか、命の危険もあります。
慎重にボランティアさんを選んでいく必要がありそうです。
そして、稼働率を上げるための指示がもう一つ。
デイサービスのパンフレットを作るということでした。
今更パンフレット?とも思ったのですが、日頃の様子をパンフレットに載せるのは良い宣伝効果にはなると思います。
しかし、今の時点でのデイサービスの状態をパンフレットにしても、稼働率が上がるとは思えません。
ましてや、職員不足で日中の業務をこなすだけでも精一杯なのに、パンフレットを作る時間なんてありません。
クオリティの低いパンフレットで良いのなら簡単に作りますが。
ボランティアさんを呼んだり、パンフレットを作ることで稼働率は上がるのでしょうか?
<本当にやるべきこと>
自分は、その前の段階が抜けているように感じます。
それは、今のデイサービスを改善することです。
施設長にはまず現状を把握していただく必要があると思いました。
稼働率という数字から入ってしまうからあらゆる物事に頼ろうとするのだと思います。
でも自分はもっと基礎作りから始めないと、今のデイサービスは改善されないと思っています。
もちろん、ボランティアさんを受け入れて利用者に喜んでもらうことが悪いことではなく、利用者が喜んでくれるなら一時的には良いことだと思います。
でも、どのボランティアさんを呼ぶのかを選定したり、全ての利用者に喜んでもらえるボランティアを探すには時間が掛かると思います。
そして、ボランティアさん次第で稼働率が上がるなら、他の施設でもすでにやっていると思います。
確かに施設としての評価は上がるかもしれません。
ボランティアさんも受け入れている施設と評判になるかもしれません。
でも、考えてみてください。
ボランティアさん目的で利用する方がどれくらいいるのでしょうか?
初めのうちは良いかもしれません。
でも同じボランティアさんを呼び続けても、飽きますよね。
そして、ネタはいずれ尽きますよね。
自分は、何かが違うように感じます。
確かにアイデアとしては良いのかもしれません。
でも単純にボランティアさんを呼ぶだけでは稼働率なんて上がらないと思います。
パンフレットも同じです。
一時的に興味を持って見てくれる家族の方がいるかもしれません。
デイサービスってこんなところで、こんなことやってるんだと感じると思います。
でも、肝心なのはそのパンフレットを見て、デイサービスを利用したくなるのかです。
単純に施設の雰囲気や利用者の表情や活動風景を写真にして記載するのは簡単です。
でも、新規の利用者や家族の心に響くパンフレットにするにはどうしたら良いと思いますか?
そうです。デイサービス自体が良い状態になっていないと相手には伝わらないと思います。
例えば、今利用されている方達が楽しくなかったら、そんな写真を載せても逆効果ですよね。
暗い雰囲気のデイサービスを利用したいと思いますか?
まずは今の現状を理解することが大事だと思います。
デイサービスを改善するどころか、人員削減されてどんどんマイナスになっています。
職員のモチベーションも下がる一方です。
こんな状態で写真撮っても逆効果です。
人員削減で人件費削減はされたのかもしれません。
しかし、現場で働いているのは人です。
数字で全てが表れるようなものではありません。
人の気持ちはそんな簡単なものでは上がりません。
全て繋がっているんです。
自分はデイサービスに異動してきて、少しずつ明るいデイサービスにしてきました。
やっと本来のデイサービスらしい人の温かさや明るさを取り戻してきたように感じていました。
人材不足の中、頑張ってきました。
しかし、上司には理解されていないのだと改めて感じました。
現場をここまで立て直したことを。
そして、今のデイサービスならもう少し時間を掛けて取り組めば、稼働率改善も望めると思います。
しかし、人員削減や稼働率を上げるためのプレッシャーにより、また暗いデイサービスに戻りつつあります。
難しいですね。
やはり自分1人ではうまくいかないものです。
<今できること>
正直、ここまで来ると挫けますね。
介護って何なんでしょう。
自分には経営者としての力が不足しているのかもしれません。
自分は経営者ではないのでわからないのですが、介護でも何でも商売をするってことは、売り上げを上げていかなければなりません。
それはわかっています。
しかし、介護って商売なのでしょうか?
介護って集客が大事なのでしょうか?
良い介護ができていても利用者は来ないのでしょうか?
優秀なボランティアさんを呼ぶことが介護なのでしょうか?
優秀な介護士がいることが安心安全に繋がり、稼働率にも繋がるのではないのでしょうか?
確かに利用者がいなければ優秀な介護士が居ても介護サービスができません。
では優秀な介護士は利用者がたくさんいる施設に就職した方が良いのでしょうか?
だったら稼働率の低い、いわゆる儲からない施設はいらないのでは?
介護保険制度って何のためにあるのでしょうか?
んー、わかりません。
決して高い給料貰っている訳でもないのに集客のための苦労をする。
今いる利用者の安心安全を守り、適切な介護をしていくことが現場の使命ではないのでしょうか?
サービスの質が下がっても人員削減や集客に力を入れていくのでしょうか?
んー、何かが根本的に違うような…。
例えば職員の教育に力を入れて、その結果で集客するとか…。
そもそも集客って介護士に必要なスキルなのか?
でも一つ言えることは、今のデイサービスでは力不足ということですね。
やっと職員が明るい雰囲気になってきたところです。
やっとチームとして連携できるようになってきたところです。
まだまだこれからなのに、ここで負荷をかけたら潰れますね。
難しいですね。
介護は1人ではできません。
そしてそんな単純なことやってるつもりもありません。
自分に今できることを一生懸命頑張ってやるしかないのかもしれません。
まずは、明るく楽しい介護を目指します。
介護力だけじゃなく、職員をまとめる力、動かす力をもっと極めていきたいと思います。
日々勉強ですね笑。
介護はもっと変わらなければいけないと思います。
将来のためにも、自分たちのためにも。
今日もご覧いただきありがとうございました。
また会いましょう。
継続は力なりと自分に言い聞かせる笑。