こんにちは。
今日は夜勤なのでそれまでの時間を有効に使っていきます。
スキマ時間を有効に使うのは難しいですね笑。
少しずつ使えるように習慣にしていきたいと思います。
今日のテーマは「クリームパンとバナナと牛乳と健康食品と少しのごはん」について書いてみたいと思います。
ショートステイの利用者に、施設の食事をほとんど食べない方がいます。
美味しくないとか量が多いとか食べたくないからとか、理由はさまざまです。
認知症もなく、自分で判断できる利用者なので基本は本人にお任せしています。
もちろん、何も食べない訳ではありません。
朝食は、施設の食事を少しだけ食べます。
昼食は、自宅から持ってきた「クリームパンとバナナと牛乳」を食べます。
夕食は、健康食品(サプリメント?)を飲んで終わりです。
本人はこれで満足とのことです。
特に体調不良もなく過ごされていて、何よりも本人がこれ以上の食事を望みません。
介護士としては栄養も考えて食べてもらいたいのですが、家族とも話した結果、とりあえず現状を観察していくということになりました。
<良いこと聞いた>
そして、この利用者はこの食事の仕方を他の利用者に薦めます。
それを聞いた96歳の利用者が自分にこんなことを言ってきました。
「〇〇さんから話聞いてから、自宅にいるときは朝ごはんをバナナと牛乳にしてるんだ」
「そうすると便通が良くなって調子いいんだ」
「良いこと聞いたなぁ」
この話を聞いた時、朝ごはんはしっかり食べるように伝えましたが、96歳の利用者はもうこの利用者の話にハマっていました。
便通が良くなるというのは悪いことではないのですが、食べないことまで真似されると意味が違ってきます。
もちろん本人が良ければそれで良いのですが、この利用者の影響力はすごいと思いました。
ちなみに、96歳の利用者は施設では朝ごはんもしっかり食べています。(この辺りはさすがです笑)
<健康食品>
本当はこの利用者にも施設の食事をしっかりと食べてもらいたいです。
施設では管理栄養士がしっかりとバランスを考えて食事を提供してくれています。
利用者からも美味しいと評判は良いです。
クリームパンとバナナと牛乳が悪いということではないのですが、間違いなく栄養のバランスは偏っていると思います。
この利用者に栄養の話をしても、健康食品を飲んでいるから大丈夫と言っています。
本人はこの健康食品を15年くらい続けているのだそうです。
これを飲んでいれば問題ないそうです。
この健康食品に依存しているようです。
<課題>
食べ過ぎは良くないですが、食べないのも良くないと思います。
この利用者の飲んでいる健康食品の良さはわかりませんが、しかし1日1食では心配になります。
しかも食べるのは朝食のごはん少しと昼食のクリームパンとバナナと牛乳のみ。
これを毎日繰り返しています。
エンシュアなどの栄養剤の提供も検討されていますが、本人は飲みません。
好きな食べ物を上手に利用して献立を考えてみるのも必要ですね。
少しずつでも食べることを習慣にしてもらえると良いのですが…。
<大事なこと>
自分は食べることが大好きです笑。
今の時代、プロテインとかサプリメントで栄養が賄えるのかもしれませんが、食べることも必要だと思います。
食べる喜びもあると思います。
でも食べることも大事だと思います。
特養では嚥下の問題などで経口摂取できない利用者もたくさんいます。
経管栄養で食事されている利用者もいます。
本人のこだわりとか習慣って大事なのですが、これが悪い方に作用してしまうと問題になります。
なんでもバランスは大事ですね笑。
バランスの良い食事を自分も心掛けていきたいと思います。
そしてもっと視野を広げて、いろんな人の意見を参考にして、こだわりや習慣をもっと良い方向にプラスできるように、悪い習慣は良い習慣に変えられるように見直していきたいと思います。
自分はスキマ時間を有効に使えるような習慣を身に付けたいですね笑。
それでは無理せず、夜勤行ってきます!
安全第一!
今日もご覧いただきありがとうございました。
また会いましょう。
継続は力なりと自分に言い聞かせる笑。