完璧なんてない。けど…。

こんばんは。

 

今日は休みです。

健康の為に歩いて買い物に行きましたが、体力の無さを痛感しました笑。

ローマは一日にして成らず笑。

頑張れ自分笑。

 

体が資本ですね。

自分を磨かないと笑。

体力付けていきましょう!

 

 

今日のテーマは「完璧なんてない。けど…」について書いてみたいと思います。

 

今月から夜勤専従の職員が1人増えました。

 

介護の経験もある頼もしい職員が来てくれたことで、今までとは比べ物にならないくらい夜勤がやりやすくなりました。

 

やはり経験って大きいと感じました。

 

仕事も丁寧で早く、利用者の対応もスムーズで気づきも多く、覚えも早いです。

 

それは能力なのかもしれませんが、間違いなく経験値が高いことが一緒に介護しているとわかります。

 

では、経験値が高ければ何でもできるのかと言えば、そうではありません。

 

この職員も完璧ではありません。

 

そうです。

 

完璧なんてないのです。

 

そう考えると、利用者にも個性があるように、職員にも個性があります。

 

良いところがあれば、悪いところもあります。

 

人ってそういう生き物です。

 

でも仕事なんだからできるだけ完璧に近いほうが利用者も嬉しいですよね。

 

介護はサービス業です。

 

サービス業で働いている方ならわかると思いますが、お客様に満足して頂くことが大事なポイントになります。

 

お客様に満足して頂くためにはどうしたら良いのか。

 

ここを考える力が必要になります。

 

介護は特に利用者をお客様とは呼ばないので、このポイントが薄れてしまいます。

 

介護をしていると、職員都合で後回しにされたり、できることもできなくされたり、利用者が中心ではないと感じる時があります。

 

これらの問題をひとりで考えようと言っている訳ではありません。

 

介護はたくさんの専門職と一緒に働いています。

 

特に看護師とは密接な関係を取ることが重要です。

 

同じチームとして利用者に関わっているのに、目的がずれている。

 

介護側がずれている時もありますし、看護側がずれている時もあります。

 

このずれをお互いに指摘できる関係に無ければ、利用者中心の介護にはならないと思います。

 

ミーティングやカンファレンス、モニタリングなど利用者のことを話し合う機会はあります。

 

このときにみんなで考えることが重要になります。

 

それぞれに専門分野があり、それぞれに特徴があります。

 

その専門知識を生かした話し合いが重要だと思います。

 

この話し合いが一方的だったり、話し合いにならなかったりすると、利用者は改善されることなくずーっと同じ生活をしていくことになります。

 

完璧なんてない。

 

完璧なんてないけど、完璧に近づける努力は必要です。

 

介護は利用者が自分らしい生活ができる場を提供することが大事です。

 

まずは利用者が自分らしい生活を送れるように考えてみる。

 

利用者が何を考え、何を望み、何がしたいのかを考えてみる。

 

利用者に少しずつ寄り添ってみる。

 

傾聴受容共感を繰り返しやってみる。

 

利用者だって人間です。

 

みんな同じ人間です。

 

放置されて嬉しい人間なんていません。

 

ひとりで考えるのではなく、みんなで考えましょう。

 

完璧なんてないけど、みんなで考えれば完璧に近づきます。

 

それぞれの目線で見たものを、みんなで話し合いましょう。

 

頭が良いとか悪いとかの問題ではありません。

 

みんなの力が必要なのです。

 

頭が良いから完璧ではありません。

 

頭が悪いからできない訳ではありません。

 

それぞれの長所を生かした考えも必要なんです。

 

人は必ず歳を取ります

 

いずれは介護のお世話になる時が来ます。

 

いつまでも健康で長生きできることは良いことです。

 

でも体は衰えることがあります。

 

回復力も低下します。

 

できることは誰だって自分でやりたいです。

 

でも自分でできなくなります。

 

そんなときに寄り添ってくれる介護士がそばに居てくれたら嬉しいです。

 

力になってくれる介護士がいてくれたら助かります。

 

介護ってそんな仕事です。

 

高齢者だけでなく障がい者の介護もあります。

 

介護が必要な方はきっとたくさん世の中にいると思います。

 

介護だけでなく、福祉という分野でもっと日本は成長していかなければなりません。

 

人は必ず歳を取ります。

 

良い人も悪い人もお金持ちも貧乏も健康でも不健康でも、みんな歳を取ります。

 

国はもっと真剣に福祉のことを考えるべきだと思います。

 

完璧なんてない。

 

けど、完璧に近づこうとする努力は必要だと思います。

 

介護士として9年間、福祉に関わってきました。

 

誰かだけが優遇されて誰かだけが得をする。

 

こんなことを嫌だけどたくさん見てきました。

 

何かが不公平であり、平等ではないです。

 

思い起こせば一年前の今頃。

 

コロナによるクラスターが施設で発生していました。

 

防護服を着てN95マスクをして、しきりに消毒をして、利用者を介護していました。

 

病院だって大変だったことでしょう。

 

今でこそコロナが落ち着き、平和な感じになっていますが、あのときの状況を忘れていませんか?

 

コロナで亡くなった方だっているのです。

 

もっと考えること、ありませんか?

 

地震大国日本なのに、地震の対策って何かしてますか?

 

最近異常気象で線状降水帯が発生して洪水や川の氾濫などの水害も多くないですか?

 

完璧なんてない。

 

けど、完璧に近づこうとする努力は必要だと思います。

 

そしてもっと考えるべきだと思います。

 

介護はもっと変わらなければならない。

 

介護の重要性をもっと世の中に広めなければならない。

 

その母体は国です。

 

2024年度(来年)は介護保険制度の改定の年です。

 

介護の根本からしっかりと考えた改定を期待しています。

 

ここを逃すと次はまた3年後の2027年まで改定されません。

 

是非介護報酬も含めてしっかりと考えてほしいと思います。

 

介護はとにかく人材不足です。

 

また2025年は、「団塊の世代」が75歳以上の後期高齢者に突入します。

 

​要介護者の急速な増加が懸念されています。

 

また厚生労働省によると2025年には介護職員が約32万人不足するとの予測があります。

 

そして要介護者本人が在宅介護を望むことで、一般企業や団体の従業員も介護にかかわらざるを得ない時代=「仕事」と「介護」の両立支援が必要な時代がやってくると言われています。

 

介護問題はもう身近な存在なのです。

 

ぜひ厚生労働省の方々も自分自身に置き換えて、将来の介護を考えて頂きたいと思います。

 

完璧なんてない。

 

けど、完璧に近づこうとすることは大事です。

 

少しずつでいいと自分は思います。

 

でもみんなで力を合わせればきっと良い介護になります。

 

また利用者も完璧なんて望んでいないと思います。

 

完璧に近づこうと思う気持ちや行動は、利用者に伝わると思います。

 

自分は介護がもっと明るく変わって欲しいと思います。

 

だって自分が後期高齢者になったときに、暗い顔した介護士に介護されたくないですから笑。

 

元気で明るい介護士さんが増えることを期待しています!

 

今日は自分の思いを書いてみました。

 

将来は介護の世界が明るく楽しくなっていくと良いですね!

 

今日もご覧いただきありがとうございました。

また会いましょう。

継続は力なりと自分に言い聞かせる笑。

 

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